Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~大人の夏祭り


ちょっと粋な浴衣に身を包んだら、

さすがにジョッキで生ビールはどうかと思う。
クラフトビールならばありかもしれないけれど、
ここはよく冷えた白ワインで喉を潤そう。
ワインと言えばフランスにイタリア、ドイツと
ヨーロッパの有名どころもおさえて。
評判のいいチリやオーストラリアにも挑戦して。
もちろん、日本のワインだって悪くない。
そうして世界を巡るのも、大人にだけ許された楽しみだと思うから。




ええと、書いてる私は下戸ですが。
どうもアルコールの分解が苦手な身体だと
理解するまで失敗も重ねました。
結果、ビールやワインはグラス1杯までが安全ライン。
日本酒は匂いからもうダメで。
紹興酒?泡盛?
死ぬわっ。

でも憧れてたんですよ。
おいしくお酒を楽しめる大人に。
だから無駄な努力を学生の頃にしたわけです。

ただアルコールが入ると、
可愛くない顔の赤みがすぐやってくるし、
酔いが回ると早口でしゃべろうとして結局舌がまわらなくなるし、
更に、足にきます。立てなくなります。
そしてリバースまでがお約束。
うん、どれもまったく美しくない。
却下。


「あまり着ていない浴衣」第二弾。
というか、これは初めて着ます。
譲っていただいた浴衣なのですが、あまりに粋すぎて。
名前もすごいよね。
「闇夜の姐さん」って、素人じゃありませんね?
新作髪型にエクステつけました。
この浴衣に巾着が似合わないので、かっちりしたバッグを。

背景は最初花火大会にするつもりでしたが、
暑さ対策の「雪の花サークル」で打ち消されてしまったので、
「紙ふぶきdeカーニバル」。
これもまた祭りだから!






人形のおはなし。

我が家には私が生まれる前後からいる赤ちゃん人形がいる。
お顔はわりとリアル系。
白人ぽくもあるが、鼻が高くないのでモンゴロイド系かも。
ただ髪は薄茶で目は青い。書き目である。

60cmあって、頭と手の先だけが塩化ビニール(だと思う)で
あとは布製ボディ。安定のためか、そこそこ重い。
ひとりでお座りができる。
とりあえず年代ものなので顔や手に焼けはあるし、プリントは薄れているし、
服はもちろん黄ばんでいた。
で、5年くらい前に大幅に手入れした。

めっちゃ洗った。
で、目と口は塗り直した。
ベタついてた髪も多少はまし。
頭部の陥没が怖くて、再植毛はあきらめた。
やったら頭に穴があく…くらいではきっと済まないと予想できたので。

服は私が簡単に縫ったり、ベビー用の服を買ってきたりしていたら、
そこそこ衣装持ちになってきた。
愛想よく笑っている赤ちゃんなので、なかなかかわいい。
今は先日購入したワンピースを着てご機嫌である。
既製品だとサイズが合っていても大きいことが多いのだが、
このワンピは丁度良かった。似合ってて満足。

ただし、この子は本当に赤ちゃん人形なので、
外に出してやることができない。
いや、私の正気度を疑われる可能性が高すぎて…。
何せいい歳の独身女かつ現在一人暮らしだから。
単なる人形好きで終わらない予感しかしない。





人形が苦手な人には分からないかもしれないが、
ある程度の大きさがある人形は、
かまってやると表情が違う。
抱っこしてあげるだけで変わる。
これは本当にそうなのだ。

なので。
誰かがかまってやってさえいれば、
世に溢れる人形の怖い話なんてのは、
ほぼなくなると思う。

ちなみに、人形沼の住人は、自分の人形の髪が伸びたら
まず喜ぶ。
髪型変えてあげられるし。
動いても喜ぶ。
持ち主に楽させてくれるってなんて健気、とか。
(大きい人形は重さもそれなりで運ぶのが結構な負担)

人形の怖い話と言えば市松人形を想像される人も多いだろう。
不当なお話である。
私は市松人形も好きだ。
ただし、これまで「一緒に暮らしてもいい」という子と
巡り合わなかっただけ。

実は私の好みの市松人形は、平田郷陽に山本福松というリアル寄りのお顔の子。
しかしこの方たちの市松だと何百万するやら。無理無理無理。
そもそも今、市場に出てこないだろう。
博物館、許すまじ。
(人形はかまって可愛がってこそ、と思うのでケース越しで会うのは切ない。
そして何かの奇跡で入手できたとして、その値段でも遊び倒す自信がある)

別にレプリカだっていいんだけど、
西洋ビスクのアンティークドールはレプリカも結構あるのに
市松人形では聞いたことがない。

西洋ビスクのアンティークドールもばっちこいである。
が、私の好みはA.T(アーテー)。
やはりお財布的に無理がある。

現代の創作作家ものも視野に入れていたことがあるのだが、
作家の個性が強すぎると、眺めるにはいいけど
「一緒に暮らす」には個性が邪魔をする。

まあ幸い、私は自分のエミリーと既に出会えているので
あの子を超える人形は多分いないと思うけどね。
彼女を迎えてこの9月に20年になる。
年月の速さにびっくりする。
9月には記念の着物を縫ってやりたいところなのだけれど。




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