ジオンに兵なし
- カテゴリ：アニメ
- 2020/08/08 01:25:13
https://youtu.be/h0_hyiBh8dY?t=897
ジオン軍の内情を何も知らないレビル将軍は
「もう一度、戦えば勝てる」ぐらいの気持で「ジオンに兵なし」と言い放つが、アニメを見る限り単なる当てずっぽうという感じ。
ガンダムオリジンより古いガンダム作品ではジオンは講和で戦争を終わらせるつもりだった。
ところがガンダムオリジンでは講和したがっているのはデギンだけで、他の将軍やギレン一味は戦争継続を望んでいた。
連邦軍もレビル将軍が帰還したのを良いことに戦争継続の方が良いだろう、ぐらいの思惑でアッサリ南極での話し合いを南極条約締結だけに限定した。
南極条約で核兵器の使用とコロニー落としの禁止が決められた。
ジオンは開戦当初、コロニー攻撃に核兵器を使っていたらしいとガンダムゲームで何となく表現されているが、明確なものはない。
ジャブローにコロニーを落とせば戦争は終わる、というのがギレンの作戦だったはずだが、南極条約以降 それはできなくなった。
一番効果があるコロニー落としができなくなったジオンは地球占領作戦を進めるが全土を占領するだけのザクが足りない、補給が足りない という状況になり拡大した占領地の維持管理が追いつかなくなり、地球侵攻作戦は ある時期から先に進まなくなる。
その間にサイドセブンやジャブローなどでロボット兵器の試作量産計画が進行。
量産型MSジムが出てくるのは 第29話 「ジャブローに散る！」 だが、その後のガンダムアニメでは 第25話 「オデッサの激戦」 の時点でジムが一部、出撃していたように描かれた。
第35話「ソロモン攻略戦」では大量のジムが戦闘を行う。
ジオンはいつの間にかソロモンやア・バオア・クーといった要塞を構えていたが、SFモノの宇宙要塞に何の価値があるだろう。
敵の要塞があるからと一々、そんなモノを攻略してやる必要など無い。
フランスの要塞、マジノ戦はドイツ軍の進行を食い止めることがなかった。
ドイツ機甲部隊はマジノ戦を迂回してフランスに進撃した。
つまりジオンの要塞など無視して、敵の本丸であるサイド３を直接攻撃すれば戦争は終わる。
ところがアニメ作品としては、それでは困るからとソロモン→ア・バオア・クー→サイド３の順番に連邦軍は攻略していく。
サイド３に連邦軍が侵攻すると、まだジオンには戦力が残っており、激戦が繰り広げられる筋書きになっていた。
実際には打ち切りの関係でア・バオア・クー陥落で終戦を向かえる。
当時のサンライズのアニメーター達は戦闘シーンを描く手間に忙殺されており、打ち切りになって良かったとすら思ったという。
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砲塔に一々、人が乗っている
昔の軍艦の主砲には手作業で砲弾と火薬が装填される関係で人も居たし、狙いは砲撃手が砲塔の測距儀と照準装置でつけた。
ところが主砲の長射程を考えると、敵艦が水平線の向こう側という事がある。
距離が遠いと主砲では狙いがつけられない。
それならばと艦橋から遠隔操作で主砲の向き、射角、発射タイミングが操作されるようになる。
主砲の乗員は砲弾と火薬の装填だけ、という訳だ。
艦橋は高い位置にあるので遠くの敵艦を直接狙えるし一斉射撃ができるとなれば、艦の傾きで狙いが狂うことも少ない。
第二次世界大戦の時点でここまでの仕組みがあるのに、SF作品に出てくるジオン艦艇の主砲に人が乗り込んで個別に照準、艦長の号令で一斉射撃をしていたとすれば、これはもう懐古趣味ではないだろうか。
ホワイトベースも主砲にスレッガーが乗り込んだりしていた。
対空機銃も一々、人が乗っていたから敵に攻撃されたら、ひとたまりもない。
そう言えば宇宙戦艦ヤマトも主砲に人が乗り込んでいたなぁ。
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いい加減なヤマト漫画では主砲の横から戦闘機が発進するコマがあった。
漫画で主砲が戦闘機の格納庫を兼ねていた、というのは面白い。
漫画家もよく分からずに描いている。
そのいい加減なヤマト漫画では戦闘中、艦内で修理とかやっていたのだけど、何もない壁を相手に両手を上げて修理？してる乗組員がいた。
「なにもない壁相手に、何を修理調整しているのだろう」と私は不思議に感じたが、今にして思えば
修理している乗員と背景を描いている漫画のアシスタントが違う人だったんだろうなぁ。
クローバーの社長がゴネてロボットアニメ ガンダムが作られたけど視聴率低迷で打ち切り。
サンライズの人達も「もうロボット物は止めよう」と言っていたのに無理やりガンダム作らされて、スケジュールを守るためにアニメーターや監督が次々倒れて入院するなど、ガンダムで流された汗と涙は尋常じゃなかった。
サイコフレームを介して死者の魂と話ができる！？もう、肉体は要らない・・・
僕も半分、強化人間です～（笑