母の病気について
- カテゴリ:家庭
- 2020/08/03 18:32:00
先週の中ごろから母が吐き気を訴え、食事をほとんどしなくなりました。
少し様子を見ていたのですが、しまいに飲料まで受け付けなくなり、
服薬にも差しさわりが出るようになってしまったので、意を決して病院に行くことにしました。
というのも、かかりつけの病院が遠い上、大病院なので行った後も時間がかかるため、
なかなか行くのが億劫なのです。
時間外の土曜日だったので担当の医師がおらず、30絡みの前田公輝似のイケメン先生が診てくれました。
そして血液検査と症状から、胆管炎の可能性が高いと言われ、詳細な検査をすることに。
胆管は肝臓から腸に胆汁を注ぐための細い管らしいのですが、
そこに結石もしくは感染症などで炎症ができる病気らしいです。
詳細な検査の結果、感染症の胆管炎と確定、
医師から内視鏡的な器具を使った処置を勧められました。
素人にはちょっと想像がつかない話なのですが、
口から胃カメラのようなものを入れて、ズルズル通して胆管で処置をするとか…。
その後鼻から管を通して胆管に溜まっている胆汁を抜くのだそうです。
高齢なので体に負担がかかるのではないかと心配しましたが、
放置すればどんどん他の臓器に炎症が移って、最悪命に関わるかもしれないと言われ、
処置してもらうことにしました。
メスを入れないので手術というわけではないのですが、
一応危険性もあるとのことで、何枚か書類にサインをしました。
その後、入院のための書類を書きながら待っていたのですが、
どうもその間に処置を行っていたようで、かなり待たされました。
次に母に会った時には鼻からチューブが出ていて、
黄色い濁った胆汁が袋に溜まっていました。
先生によると通常は濁っていないそうです。
睡眠薬的なものを飲んでいたわりに、意識は比較的はっきりしていて会話もできました。
入院は1~2週間、経過を見ながらリハビリ的なこともするようですが、
そこまでにはまだ至っていません。
入院した初日は私が付き添いましたが、その後は父が電車で通ってくれているので、
私の負担は猫の餌やりが増えた程度で、実はそんなに変わりません。
母は7年ほど前から間質性肺炎という美空ひばりの死因となった病気と
同じ病気にかかっているのですが、その後も偽痛風や神経痛など
身体機能に支障が出る病気に悩まされ、最近では寝ているか座っているか、
たまに家の周囲を歩くくらいの生活を送っていて、
家事はほとんど私と父に任せっきりになっていたからです。
日頃からそんなですから、水も飲めないような状態になり、
入院することになって逆にほっとしている有様です。
この暑いのに水さえ飲めなければすぐに熱中症や脱水症状を起こしかねませんからね…。
病院側もこんな時期ですので、見舞いは控えて、
必要な時にだけ来てほしいというスタンスのようです。
胆管炎については処置も終わり、後は治るのを待つばかりですが、
また自分でちゃんとトイレに行けるくらいにまで回復するには、
元々身体機能に問題があるため、ちょっと時間がかかるのではないかと見ています。
最後になりましたが、お見舞いの言葉をくださった方々に深く感謝申し上げます。