大逆転
- カテゴリ:日記
- 2020/07/14 21:17:15
リチャードクイーン警視がいつもの煩雑な仕事を終え、
マンハッタンの自室に帰るなり、召使のジューナが駆け寄ってきた。
ジューナ
「旦那様、エラリー様のご様子が、、、」
リチャードクイーン
「どうしたんだ?」
ジューナ
「朝からABEMA TVを御覧になっていらっしゃいました。
まあそれはいつもの通りなのですが、つい先程、19時20分頃でしょうか、
お部屋の中をグルグル歩き始め、時折り、なんと申しましょうか、
悲鳴を挙げられていらっしゃいました」
老警視は軽い笑みを浮かべて取り合わなかった。
リチャードクイーン
「いつものことだろう、構うことはない。
あ、連絡した通り夕食は済ませたので、ジューナ、今日はもう休んでくれ」
その時、東アジアの東端に位置する国に存在する複数の団体
(ニホンショウギレンメイとか幾つかの放送媒体と思われる)
で大混乱が起きていた。
老警視は自室に行く途中で、愛する息子の部屋の前を通りかかる。
その時ドアを隔てても響いてくる呪文のような声が届いた。
リチャードクイーン
『やれやれ、何が起こったんだ?』
老警視が息子の部屋のドアを開けると、グルグル歩きを止めたエラリーが呟いた。
エラリークイーン
「将棋マジコエー」
一通の封じ手封筒をチャリティーに供するにあたって
ヤフオクかメルカリか楽天か
どんなオークションメディアを選択するのかはちょっと興味がある。