Nicotto Town



日本百名山 ~BSプレミアム~ ①


こんばんは!日曜日は晴れたり雨が降ったりの忙しいお天気でした。
本日も恐らくですがこのようなお天気の可能性もあります。
各地お天気が変わりやすいかも分かりません。

太忠岳(たちゅうだけ)
悠久の時を刻む屋久杉の森 自然がつくる造形美 頂にそびえる花崗岩
残された屋久杉 山桜と新緑のシンフォニー

~千年杉の森と人の営み~
屋久島 太忠岳

九州本土からおよそ南に60kmの海に浮かぶ屋久島
ひとつき35日降ると言われる程の雨をもたらします

@屋久杉
 樹齢が千年以上の杉

目指すのは太忠岳。山頂に高さ40mの巨大な岩がそそり立つ人気のピークです。
島の南東部にあるヤクスギランド(960m)でガイドさんと待ち合わせ

<ガイド> 田平(たびら)拓也さん
大学卒業後 林業の仕事をする為屋久島へ。
森の素晴らしさを知りガイドになりました。
登山の案内をする傍ら、自身でもドローンなどで森の撮影を行っています。

田平さん「美しい渓谷や水々しい苔千年を超える屋久杉、花崗岩の巨石、
     いろいろな景色を、屋久島の魅力がギュっと凝縮された
     景色をご覧いただきます。
     明日は私が樵(きこり)をやっていたこともありまして
     当時、材木を生活の糧としていた人たちの歴史を
     見ていただければと思っています」

春の大自然と林業の歴史を訪(たず)ねる1泊2日の山旅

1日目
ヤクスギランドからスタート。清流荒川を渡り、屋久杉が美しい
苔むす森を抜け、巨大な花崗岩が聳え(そびえ)立つ太忠岳(1497m)
山頂を目指します。この日は来た道を戻ります。

2日目
荒川登山口から森林軌道を進み、かつて林業で栄えた小杉谷(こすぎだに)
集落跡へ。山桜と新緑に彩られた絶景を太鼓岩(1050m)から
展望します。下山は荒川登山口へ。
どちらも初級者も楽しめるルートです。

午前8時出発、山頂まで5時間ほど。標高差500mを登るんだとか。

*撮影:4月上旬

「屋久島では1000年を超えた杉を屋久杉と言います。江戸時代に
 伐採された切り株なんですが足場を組んで斧で切っています」

屋久杉は江戸時代から関西方面の寺や神社の建築に使うため
切り出されていたんですって。

「屋久島の8割は花崗岩で出来ているんですが、それぞれの木が、
 土が浅いのでまるで岩にしがみ付いている形です」

屋久島は花崗岩が隆起して出来た島。岩の上にある土の層は
凄く薄いんですって。

「新しい木がどんなに枯葉を落としてもその枯葉が全部雨で流されて
 しまうので、何時まで経っても土が出来ない。この品園医のような土壌が
 屋久杉を生み出しています」

土が乏しい為、屋久杉はゆっくりと成長をし、年齢は細かくなります。
その為、普通の杉より樹脂が多くなり腐りにくいんですって。
沢が見えてきました。

「屋久島は山間部で8000mm雨が降ると言われています。
 凄い大量の雨が降ってこの山の渓谷の形を、形造っていったので
 この雨が屋久島の形を造っていってるといっても過言ではないです」

沢の下まで降りて行くことに。

「屋久島は土が少ないので伏流水というものが無くてあまりミネラルとか
 含まれるお水ではないんですよ。それで透明度が高いです」

沢を後に少し進むと道幅がぐっと狭くなってきました。

「屋久鹿がいますよ。ずっとこちらを見てます。屋久鹿は屋久島に
 18000頭いると言われてます。人が12000なんで
 鹿のほうが多いです」

「あちら、アオゲラがいます」

アオゲラはキツツキの仲間。アオゲラだけど頭は赤くてかわいいな。
岩を剥がして夢中で食べてます。中にいる虫を食べてるんですって。
ヤクシマザルもおります。赤いリンゴツバキの花を食べてる。
空洞の木があります。

「周りから突き出てるんですね。そしたら上が台風で飛ばされます。
 飛ばされた後、折れたところから水が浸水して中腐れが始まって、
 その後、上のほうがたち枯れてますね。自然が創り出した不思議な形」

「大きな屋久杉が出てきました」

@ひげ長老

「苔がびっしり付いているんですが、そこからいろんな木が生まれています」

「屋久島は6月と9月になると雨が多い時期で、森中が霧に包まれる
 時期なんですが、白い霧の中に実は苔の胞子が浮かんでいるんです。
 それが空気中に散らばって下のほうから上のほうまでこう、樹の幹に
 付着していくんですね。幹に付いた胞子が育ち、苔になって
 いるそうです」

水分を蓄えた苔が土の役割を果たし、沢山の植物の
命を育んでいるんですって。

ここで田平さんが取り出したのは「ドローン」
上空や横から屋久杉を見ております。
木の上にナナカマドが付いてます。苔の上にポツンと生えてます。

「北海道の街路樹にあるような寒い地方のヤマゲラって鳥に食べさせて
 鳥に運んでもらうんですね。鳥が糞をしたからここで芽吹いた。
 これが花が咲いて秋になると紅葉いったりするんですよ」

<山旅スタイル>
雨上がりの森をスマホで撮影

「雨が多い屋久島では雨が創り出す様な景色に出会います。
 雨が降った後の屋久島は森中に沢山水滴が付いてきます。
 こうやってルーペで覗きこむと綺麗な景色が広がっています。
 スマートフォンを使う事で記録して楽しむことが出来ます」

ルーペをスマホの前に翳(かざ)せば水滴に映った風景も映像に
出来るんですって。

「ここから先は花崗岩の巨石に入っていきます」

標高1400mを超えると大きな花崗岩が目立つようになってきた。

「1500万年前に地底で冷えて固まった花崗岩が地殻変動で隆起して
 出来たのです」

出発から5時間、ロープを頼りによじ登っていくと

「これが太忠岳に立つ天柱石(てんちゅうせき)という岩です」

太忠岳のシンボル 山頂に立つ天柱石まであとひと登りだ。

「さぁ、最後のロープ場です。太忠岳到達です」

@太忠岳 山頂(1497m)

見上げれば高さ40mの巨大な花崗岩です。

「あそこ見てください。安房の町です。その先は海ですね」

@安房(あんぼう)
 安房港を中心にした町。鹿児島市から高速船が就く港。

「小さい岩が見えているんですが、明日ご案内する太鼓岩です。」

「今日は350年守られてきた原始的な森を見てきたんですが、
 あそこは50年の森で、ここは人と森との営みを知ることが出来る
 そういった森です」

誠に勝手ながら2日目は次回に致します。申し訳ございません。
2日目は荒川登山口という所がありまして、そこから出発を致します。
どうぞよろしくお願いします。

今週も各地で雨が降り続くという予報の地域が多いようです。
いろいろな被害や災害が出ないことを心より願います。
どうぞ皆様ご体調を崩されないようにご注意してお過ごしくださいませ。
どうもありがとうございました。

アバター
2020/07/13 23:58
こんばんは!雨の週明け月曜日をお疲れ様です。そうでしたか、ヤクスギランドへ行かれた
ご経験がありましたか。ももさん、各地へ行っておいでですね。凄いですね。
縄文杉のお近くに行けないのですね。東京の高尾山も一時期参拝客年間当時300万人が
踏み固めるものだから立ち枯れ減少ってありましたね。
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2020/07/13 20:25
屋久杉ランドは行きましたがw
縄文杉は断念しました(;'∀')
みんなが周りを踏み荒らすことで弱っているようで
近くまではいけないみたいですね。
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2020/07/13 15:29
こんにちは!雨が降ったりやんだりの週明け月曜日をお疲れ様です。
昨日はどうもありがとうございました。やっぱり長いですよね?
これが1日目なんです。2日目もありますよ。頂上を目指すのですが山道はまだまだです。
全部をTVからメモをする際、いろいろとやりながらなのですが相当時間がかかります。
日記にここまででいろいろとやはりやりながらなのですが、だいたい1時間30分から2時間
かかります。
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2020/07/13 04:32
長いなwww




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