339番:ボクネコだよ(297番の作成中の続き)
- カテゴリ:日記
- 2020/07/03 08:16:24
214番~297番
The servant lifted me up, turned my face to the master
and said "This little stray kitten is being a nuisance.
I keep putting it out and it keeps crawling back into the kitchen."
〇 女中はボクを持ち上げて、ボクの顔を回して、ご主人の
方へ向けた。
「このチビの捨てネコが邪魔をするんです。
私が外へ出しても、また台所に入って来るものですから。」
The master briefly studied my face, twisting the black
hairs under his nostrils.
〇 主人は、自分の鼻の孔の下の黒ひげをひねりながら、
ざっとボクの顔を点検した。
Then "In that case, let it stay," he said; and
went inside.
〇 それから、「そういうことなら、置いてやれ。」そう言って
中に入っていった。
The master seemed to be a person of few words.
〇 主人は口数の少ない人のようだ。
The servant resentfully threw me down in the kitchen.
〇 おさんは、憮然とした態度でボクを台所に投げ捨てた。
〇 おさんは、憮然とした態度でボクを台所に投げ捨てた。
And it was thus that I came to make this house my dwelling.
〇 そういうわけで、ボクはこのお屋敷を我が住まいとしたのだった。
〇 そういうわけで、ボクはこのお屋敷を我が住まいとしたのだった。
【本日分】(7月3日)
My master seldom comes face to face with me.
〇 ボクはご主人さんとは、めったに対面しない。
I hear he is a schoolteacher.
〇 学校の先生なんだってさ。
As soon as he comes from school, he shuts himself
up in the study for the rest of the day ;
〇 学校から戻ると、すぐに書斎に閉じこもって、
それっきり、出てこない。