309番:ゴタの日記・・というより文法に文句!
- カテゴリ:日記
- 2020/06/25 10:07:36
夕べ、悩んでいた文法(autre chose を複数形で使ってもいいのかという悩み)を
晴らしたいと思い、文法書を1冊取り寄せることにした。
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E+%E6%96%87%E6%B3%95
ところで、昇龍堂出版の「基本フランス語文法」は、
中古で出ている・・・ということは、もう、絶版なのか?
この本は、ゴタが学生時代?(中退したのでそんな時代はなかったのだが)
から持っている千社札みたいなものだ。
今もあるが、もう、背装が外れて、見開くのも、難しい。
たとえば、年老いた人が、よぼよぼ手押し車を押して歩くように、
よぼよぼとしか、ぺージは、めくることができない。
パラパラとは、めくることができないので、新しく買いたいとは、
思っていたのだが・・。
数年前、なんばのジュンク堂で売られているのを見たが、それ以来、知らない。 ジュンク堂は、今はなくなって、ドンキホーテになっている。
大きな本屋さんは、どんどん、なくなっている。
honto(ジュンク堂)やアマゾンで買えるからだ。
さて、アマゾンでも、hontoでもチェックしてみたが、
今回のゴタの悩みを解決してくれそうな本はなさそうである。
まあ、1冊は買うことにするが、あまり期待はできない。
来世、パリかどこか、フランスに生まれてきて、
フランス語を母語としたとき、この悩みは解決するだろう。
それまで、待ちましょう。
鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス。
J'attendrais jusqu'il chante, si le coucou ne chante pas. かな?
でも、贅沢な悩みですよね。
自分が発話するときは、単数形でしゃべればいいのだから。
彼はほかのことを考えている
Il pense à autre chose.
でいいのだから。
autre chose が文法的に中性代名詞だとしても、
扱いは、男性にすればよい。
実際の例を辞書で引くと、
Si nous parlions d'autre chose de plus interessant ?
もっと面白い別の話をしよう。
(引用は、ロベール仏和大辞典)
si + 直接法半過去形、で「誘い表現」をしている。
de plus interessant が男性単数形になっている(つまりautre choseも男性単数)
しかし、この辞書によると、une autre chose なら女性形だし、
cette autre chose も女性形だと書かれている。
そりゃそうだ。実際の言葉は、モノと言った場合、
どんなものでも指すのだからね。
特に、指定がなければ、「男性単数」ということだろうね。 だから、昨夜、悩んでいたのは、
彼は、いろいろ別のことを考えたので、複数形になったのだろう。
Il pense à d'autres choses.
それでも
d' が何なのかは、まだわからないが・・・
de の縮約形なら
à のあとに de が来る?
ゴタ、もうここで結論を出すと、
これって、
Il pense à autre chose.
の植字ミスだな。
その後、「詳解フランス文典」(駿河台出版社)に当たったところ、
210ページに、
autre chose : 不定代名詞 常に無冠詞、単数 意味は、「別の物、こと」
「別問題」
une autre chose : chose を名詞(女性単数) として扱う 「
d'autres choses : choses を名詞(複数形)として扱う
とあった。
この複数形の付加形容詞 d'autres のd は何か?
名詞chosesが複数であるので、不定冠詞がつくとしたら、
des であるところ。
しかし、des autres についていえば、
フランス語では、複数名詞の前に付加形容詞(これも複数形になる)
がつくと、
des → de
になる、という規則があります。
おそらく、
des のsが後ろの形容詞に移動したためだろうと思う。
des autres choses → d'autres shoses
これを 「恋人Sに逃げられた不定冠詞の法則」と名付ける。
ただし、よそで、言わないように。恥かきますヨ。
ちなみに、形容詞が名詞の後ろに付くときは、des のまま。
des jardins public 公園
de beaux jardins 美しい庭
210ページに、
autre chose : 不定代名詞 常に無冠詞、単数 意味は、「別の物、こと」
「別問題」
une autre chose : chose を名詞(女性単数) として扱う 「
d'autres choses : choses を名詞(複数形)として扱う
とあった。
この複数形の付加形容詞 d'autres のd は何か?
名詞chosesが複数であるので、不定冠詞がつくとしたら、
des であるところ。
しかし、des autres についていえば、
フランス語では、複数名詞の前に付加形容詞(これも複数形になる)
がつくと、
des → de
になる、という規則があります。
おそらく、
des のsが後ろの形容詞に移動したためだろうと思う。
des autres choses → d'autres shoses
これを 「恋人Sに逃げられた不定冠詞の法則」と名付ける。
ただし、よそで、言わないように。恥かきますヨ。
ちなみに、形容詞が名詞の後ろに付くときは、des のまま。
des jardins public 公園
de beaux jardins 美しい庭