252番:サウンドオブミュージック(11)
- カテゴリ:日記
- 2020/06/11 18:09:25
【46】
At the same time I felt a certain awe creeping into my heart, because
surely he would shout a lot, as sea captains are supposed to be very gruff. 訳
同時に、私はある種の畏敬の念が心に忍び寄るのを感じました。
船長というものはしわがれ声なものだから、きっとこの人も
大声で叫ぶような人なのだろう。
《単語》
gruff (形) 声の荒い、しわがれた a gruff voice しわがれ声
粗野な
awe (n) 畏敬、畏怖
At this very moment I remembered the story of the Mutiny on the Bounty,
a silent picture which I had seen just before I entered the convent, and
which had haunted my nights for quite a time...
訳
まさにこのとき、私は「バウンティ号の反乱」のストーリーを
思い起こした。それは、私が修道院に入る前に見た無声映画だったが
以来、夜な夜な、私に憑りつくように思い出させる映画である。
《単語》
the Mutiny on the Bounty バウンティ号の反乱
18世紀末にイギリス海軍の武装船バウンティで
起きた艦長に対する反乱事件。
a silent picture 無声映画
まさにこのとき、私は「バウンティ号の反乱」のストーリーを
思い起こした。それは、私が修道院に入る前に見た無声映画だったが
以来、夜な夜な、私に憑りつくように思い出させる映画である。
《単語》
the Mutiny on the Bounty バウンティ号の反乱
18世紀末にイギリス海軍の武装船バウンティで
起きた艦長に対する反乱事件。
a silent picture 無声映画
【48】
A terrific noise interrupted my anxious thoughts.
In a cloud of dust, a big vehicle roared across the Residenzplatz
and stopped right in front of me.
訳
けたたましい音が、私が気にしているあれこれの思いをかき消しました。
一陣の砂ぼこりが立って、大きな車が音をレジデンツプラッツの
差し向かいに轟かせ、私の前に停車した。
訳
けたたましい音が、私が気にしているあれこれの思いをかき消しました。
一陣の砂ぼこりが立って、大きな車が音をレジデンツプラッツの
差し向かいに轟かせ、私の前に停車した。
【49】
A man dismounted from the bus.
I wanted to see if he was the driver, but my leather helmet
I wanted to see if he was the driver, but my leather helmet
fell over my eyes, and .I could see only as far as his mouth,
from which protruded a toothpick.
訳
男がひとりバスから降りてきた。
この人が運転手なのか知りたかったのですが、皮革製のヘルメットみたいな
帽子が、私の目のところまでかぶさっていたので、この人の
つまようじが突き出ている口もとしか見えませんでした。
《単語》
dismounted < dismount (自)(from~)~から降りる
訳
男がひとりバスから降りてきた。
この人が運転手なのか知りたかったのですが、皮革製のヘルメットみたいな
帽子が、私の目のところまでかぶさっていたので、この人の
つまようじが突き出ている口もとしか見えませんでした。
《単語》
dismounted < dismount (自)(from~)~から降りる
【50】
Pushing the hat back a little, I saw a driver's cap.
" Is this the bus for Aigen? "
I asked. The toothpick man nodded.
" When are you leaving? "
" At once. "
For a moent he looked searchingly around to see whether
there were any more passengers.
I spepped in and sat down on the right front seat, my precious
belongings close besideme.
My satchel looked exactly like the bag of a country doctor.
訳
帽子を少し押し戻してみると、運転手さんの帽子が見えました。
「これ、アイゲン行きのバスですか?」
尋ねてみました。
つまようじ男はそうだと頷きました。
「いつ出発するの?」
「すぐに出ますよ。」
運転手さんは、他に乗客がいないかと少し辺りを
見回します。
私はバスに乗り込み、大切な荷物は自分のすぐ隣に置き、
右前列の席に座りました。
私の肩掛けかばんは、よく地方のお医者さんが
持つかばんとそっくりです。
《単語》
satchel 肩掛けかばん
Pushing the hat back a little, I saw a driver's cap.
" Is this the bus for Aigen? "
I asked. The toothpick man nodded.
" When are you leaving? "
" At once. "
For a moent he looked searchingly around to see whether
there were any more passengers.
I spepped in and sat down on the right front seat, my precious
belongings close besideme.
My satchel looked exactly like the bag of a country doctor.
訳
帽子を少し押し戻してみると、運転手さんの帽子が見えました。
「これ、アイゲン行きのバスですか?」
尋ねてみました。
つまようじ男はそうだと頷きました。
「いつ出発するの?」
「すぐに出ますよ。」
運転手さんは、他に乗客がいないかと少し辺りを
見回します。
私はバスに乗り込み、大切な荷物は自分のすぐ隣に置き、
右前列の席に座りました。
私の肩掛けかばんは、よく地方のお医者さんが
持つかばんとそっくりです。
《単語》
satchel 肩掛けかばん
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