Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


185番: サウンド オブ ミュージック

【前回の学習】

Releasing my hands, Reverend Mother sat back in her chair.

   "All right then, Maria, it seems to be the Will of God that
     you leave us - for a while only,"

she continued hastily when she saw my speechless horror.

   "L-l-leave Nonnberg,"

I stuttered, and tears welled up in my eyes. I couldn't help it.


     訳

私の両手を離して、院長は、座っている椅子に深く
もたれかけました。

  「わかりました。マリアさん。神の思し召しです。
   あなたはここを去ることになります。」

院長は、恐怖で声を失った私を見て取ると、
「しばらくの間ですけれど」と急ぎ言葉を継ぎ足しました。

  「こ、ここを去ることになるの?」

私は声がもつれ、涙がこみ上げ、どうすることもできませんでした。



 【本日の学習】

The motherly woman was very near now,
her arms around my shoulders, which were shaking with sobs.

  "Your headaches, you know, are growing worse from week to week.
    The doctor feels that you have made too quick a change
    from mountain climbing to our cloistered life,
    and he suggests we send you away, for less than one short year,
    to some place where you can have normal exercise.
    Then it will all settle down, and next June you will come back,
    never to leave again."
 

      訳

私はすすり泣くたびに肩が揺れました。
すると、修道院長は、母親のようにそばに寄って、
その私の肩に手を回し置きました。

  「あなたは頭痛がひどくなって、身体の状態も
   だんだん弱まっているわ。
    お医者さんが思っているのはね。
   あなたが、急に、これまでのアルプスの暮らしから
   ここの修道院生活に入ったからと感じているのよ。
   お医者さんはあなたをここからしばらく出してあげるよう
   アドバイスしているの。ほんの1年にも満たない期間で
   どこか、あなたが、普通に運動したりできるところをと、
        おっしゃっています。
      そうすれば、すべて健康問題は解決するでしょう。
   来年6月にまた戻ってらっしゃい。
   それからは、もうここを離れることはありませんから。」




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