抗体検査は特異度が重要
- カテゴリ:日記
- 2020/05/14 17:36:16
抗体検査には陽性率が分かる感度と、陰性率が分かる特異度がある。
特異度の性能が低いと、陽性者が全くいない地域でも陽性者があらわれて
使い物にならない。
例えば、特異度が95%なら、陽性者0の地域で100人調べた場合、
5人も陽性者が出て無意味になる。
逆に陽性者を陰性と判断されても数値は狂うが、補正を掛ければ済むし、
特異度が100%なら、自分は抗体持ちだと勘違いして罹患という事故も防げる。
どちらも100%の試薬はないので、特異度100%の薬品を使った方がいい。