177番: アルトハイデルベルク
- カテゴリ:日記
- 2020/05/11 03:08:13
【前回の復習】
4. Szene.
Schölermann und Lutz herein.
Lutz. Zu Sr. Durchlaucht - ?
Schölermann. Bitte hier, Herr Lutz. -
v. Breitenberg. Da ist ja Lutz - -
Lutz. Herr Baron - ?
v. Breitenberg. Ja. Durchlaucht wünscht Sie zu sprechen.
Gehen Sie also.
Lutz. (ab durch die Mitte).
【日本語訳】
第4場
シェーラーマンとルッツが登場
ルッツ : 殿下のところへ行けというのかね?
シェーラーマン : どうぞこちらへ、ルッツさま。
フォン・ブライテンベルク:おや、ルッツじゃないか。
ルッツ : 男爵さま ━ ?
フォン・ブライテンベルク: そう、殿下があなたを思し召しだ。
さあ行き給え。
ルッツ、中央から退場。
【解説】
今回は、難しい単語はありません。
der Baron (_/_e) 男爵 (伯爵Graf と騎士 Ritter の間の爵位)
(発音はバローン)
【本日の学習】
5. Szene.
Hofmarschall. (durch die Mittelthür).
Hofmarschall. (durch die Mittelthür).
Hofmarschall. Meine Herren, ich habe Ihnen die Mittheilung
zu machen: Se. Durchlaucht empfängt heute
nicht mehr. Dann, meine Herren, bitte ich
zu machen: Se. Durchlaucht empfängt heute
nicht mehr. Dann, meine Herren, bitte ich
folgendes zur Notiz zu nehmen (er nimmt ein
Papier und liest vor): Morgen Vormittag
11 Uhr 10 Minuten erfogt die Abreise
11 Uhr 10 Minuten erfogt die Abreise
Sr. Durchlaucht des Erbprinzen nach Heidelberg.
訳
第5場
宮内大臣、中央の扉から登場。
宮内大臣:諸君、あなた方に、お知らせすることがあります。
殿下は、きょうはもうお目通りはお許しになりません。
それから、諸君、次のことをご承知いただきたい。
(1枚の紙を取り上げて読んで聞かせる)
あす、午前11時10分に公子殿下はハイデルベルクへ
ご出発あそばされる。
【お願い】
bitte ich folgendes zur Notiz zu nehmen
ですが、 ich folgendes の間に何か frage などの言葉
を補って読んでほしいと思います。脱字チェックしましたが、
キンドル側でも、亀甲文字本でも、定動詞はありません。
(bitten「頼む」 という動詞が
定動詞扱いされ、それが倒置された言い回しなのかもしれません。)
(私の知識を超えていますので、あしからず)
【語句】
erfogt < erfogen (自動詞)(完了sein) あることがなされる、行われる
die Abreise (_) (まれに_/_n) 旅立ち