142番:フランス語1組「さすらいの青春」
- カテゴリ:日記
- 2020/04/27 05:56:53
4月27日(月)さすらいの青春講読
【文法の復習】
関係代名詞 qui (キ)
名詞を修飾する形容詞節を連結する指標です。
【文法の復習】
関係代名詞 qui (キ)
名詞を修飾する形容詞節を連結する指標です。
一般に、関係代名詞と呼ばれています。
une voiture de paysan (農家の車)を修飾する形容節は qui 以下の文だよ、と言っているわけです。 qui 以下は
qui précédait notre ménage, nous avait déposés, ma mère et moi,
une voiture de paysan (農家の車)を修飾する形容節は qui 以下の文だよ、と言っているわけです。 qui 以下は
qui précédait notre ménage, nous avait déposés, ma mère et moi,
devant la petite grille rouillée.
nous avait déposés, ma mère et moi でavait déposés, の前にあるnous(私たち) と
後ろに来ている ma mère et moi (私の母と私)は同じ人物です。
人称代名詞は他動詞の前に置く、というのがフランス語の文法規則です。
名詞は後ろに置く、という規則のために、分離していますが、
nous avait déposés, ma mère et moi でavait déposés, の前にあるnous(私たち) と
後ろに来ている ma mère et moi (私の母と私)は同じ人物です。
人称代名詞は他動詞の前に置く、というのがフランス語の文法規則です。
名詞は後ろに置く、という規則のために、分離していますが、
同格による言い換えです。
直説法大過去 = avoir (動詞によりêtre)の半過去 +過去分詞
で、語っている話はもちろん過去のことであるが
その話の中で、さらに昔の話をするときに、この「大過去」
という時制を用いる。
フランス語は過去は、二段階あります。(過去にうるさい民族か?)
avait déposés, これが大過去です。日本語では「降ろした」と訳すよりほかに
ありませんが、「降ろした」のは、話の中の過去「随分と昔に」降ろしたので
大過去です。
直説法大過去 = avoir (動詞によりêtre)の半過去 +過去分詞
で、語っている話はもちろん過去のことであるが
その話の中で、さらに昔の話をするときに、この「大過去」
という時制を用いる。
フランス語は過去は、二段階あります。(過去にうるさい民族か?)
avait déposés, これが大過去です。日本語では「降ろした」と訳すよりほかに
ありませんが、「降ろした」のは、話の中の過去「随分と昔に」降ろしたので
大過去です。
3000文字を超えるため、きょうの学習は143番に書きます
【きょうの学習】
Des gamins qui volaient des pêches dans le jardin s'étaient enfuis
silencieusement par les trous de la haie... Ma mère, que nous
appelions Millie, et qui était bien la mé nagère la plus méthodique
que j'aie jamais connue, était entrée aussitôt dans les pièces
remplies de paille poussiéreuse, et tout de suite elle avait constaté
avec désespoir, comme à chaque 《 déplacement 》, que nos
meubles ne tiendraient jamais dans une maison si mal construite...
訳
庭で桃を盗んでいた腕白どもが、こそこそと
垣根の破れたところから逃げて行った。
母のことは、私たちは、ミリーと呼んでいた。
私の知る限りでは最も手際のよい家事をこなした。
そのミリーは直ちに部屋の中に入っていった。
そこは、ほこりまみれの麦わらであふれかえっていた。
垣根の破れたところから逃げて行った。
母のことは、私たちは、ミリーと呼んでいた。
私の知る限りでは最も手際のよい家事をこなした。
そのミリーは直ちに部屋の中に入っていった。
そこは、ほこりまみれの麦わらであふれかえっていた。
【語句】
volaient < voler ① 飛ぶ ② 盗む
ここでは後ろに「桃」と続いているので盗むという意味になる。
gamins (複数形)< gamin (m) 子供(男の子)
女の子はgamine その複数形はgamines
ここでは男性複数形(少年たち)で語られている。
pêches < pêche ①桃(の実) ②魚釣り
ここでは男性複数形(少年たち)で語られている。
pêches < pêche ①桃(の実) ②魚釣り
dans le jardin となっており、「庭の中で」と続いているため、
ここでは桃。
魚釣りの意味ならば、池、海、川、湖などの言葉が続くはずである。
魚釣りの意味ならば、池、海、川、湖などの言葉が続くはずである。
s'étaient enfuis < s'enfuir 代名動詞の複合過去の助動詞にはêtre を用いる。
silencieusement 黙って、静かに、 ひそかに
ここでは、「盗む」との相性で「ひそかに」がふさわしい。
本文では「こそこそ」と訳しました。
trous < trou (m) 穴、破れ目
par ~によって、~から ここでは「~から」 par は受け身で英語のby
silencieusement 黙って、静かに、 ひそかに
ここでは、「盗む」との相性で「ひそかに」がふさわしい。
本文では「こそこそ」と訳しました。
trous < trou (m) 穴、破れ目
par ~によって、~から ここでは「~から」 par は受け身で英語のby
に相当する動作主の指標になるが、
through に相当する役目もある。
またよく使う表現で1週間に1度などの表現でも用いる。
une fois par semaine (1週間に1度)
ménagère (f)家事をみる女性、主婦
méthodique (形容詞)体系的な、整然とした、手順のよい、理路整然とした
que j'aie jamais connue 接続法が使われているが、直前の méthodique
またよく使う表現で1週間に1度などの表現でも用いる。
une fois par semaine (1週間に1度)
ménagère (f)家事をみる女性、主婦
méthodique (形容詞)体系的な、整然とした、手順のよい、理路整然とした
que j'aie jamais connue 接続法が使われているが、直前の méthodique
が最上級であるため接続法(aie)となっている。
尚que j'aie connue は接続法過去。
尚que j'aie connue は接続法過去。
paille(f) (集合名詞として)麦わら、藁
poussiéreuse,(形容詞女性形)< poussiéreux (形容詞m) ほこりまみれの、
remplies de <rempli de ~ ~でいっぱいの
poussiéreuse,(形容詞女性形)< poussiéreux (形容詞m) ほこりまみれの、
remplies de <rempli de ~ ~でいっぱいの
constaté < constater (他動詞) 確認する、認める
avait constaté 直説法大過去
désespoir (m) 絶望、落胆
avait constaté 直説法大過去
désespoir (m) 絶望、落胆