ジャガンの旅 第2章 2
- カテゴリ:自作小説
- 2020/03/26 07:17:25
2
使用人の婦人が入ってきて人がいたことに驚いたようだが、
エレオノールは「客人だ。紅茶と菓子を用意してくれ」と言うと
そそくさと準備して出て行った。
ジャガン「で、エレオノールの弟とやらは何故グルドゥムの城に攻め入ったのだ?」
エレオノール「弟は皇帝パウル。目的は領土拡大。資源確保。奴隷の養う場所の目的。だろうな」
ジャガン「兵士は機械公国の国民ではないのか?」
エレオノール「兵士は解放奴隷だよ。奴らは奴隷で失った希望を取り戻すためにはどんな残虐なことでもするようだな」
シルバ「元は奴隷でも新たな地で機械公国の市民になれるからこそのあの士気ということか・・・」
エリカ「エルバ共和国も夫を奴隷のように使うけどね」
シルバ「エルバ共和国はすべてのユニコーン騎士団を使い機械公国討伐に当たる。
ジャガン殿のためだけでなくエルバ共和国の自衛のためでもある」
エレオノール「・・・それでだがそのパウルの軍を倒すためにわしも連れて行ってはくれんか?」
ジャガン「死にかけの枢機卿に何が出来るんだ?」
エレオノール「まず、機械公国を倒すとしても国対国だから機械公国は倒せない。
国力が違いすぎるからな。だがわしが仲間なら機械公国のすべての奴隷を率いてエルバ共和国と共同戦線を張れる。・・・奴隷が素直にわしに従うとは限らんがそれを理由に機械公国の国力を減らせればそれだけ戦いやすいということだ」
ジャガン「いいだろう。シルバ。エリカもそれでいいか?」
エレオノールは「客人だ。紅茶と菓子を用意してくれ」と言うと
そそくさと準備して出て行った。
ジャガン「で、エレオノールの弟とやらは何故グルドゥムの城に攻め入ったのだ?」
エレオノール「弟は皇帝パウル。目的は領土拡大。資源確保。奴隷の養う場所の目的。だろうな」
ジャガン「兵士は機械公国の国民ではないのか?」
エレオノール「兵士は解放奴隷だよ。奴らは奴隷で失った希望を取り戻すためにはどんな残虐なことでもするようだな」
シルバ「元は奴隷でも新たな地で機械公国の市民になれるからこそのあの士気ということか・・・」
エリカ「エルバ共和国も夫を奴隷のように使うけどね」
シルバ「エルバ共和国はすべてのユニコーン騎士団を使い機械公国討伐に当たる。
ジャガン殿のためだけでなくエルバ共和国の自衛のためでもある」
エレオノール「・・・それでだがそのパウルの軍を倒すためにわしも連れて行ってはくれんか?」
ジャガン「死にかけの枢機卿に何が出来るんだ?」
エレオノール「まず、機械公国を倒すとしても国対国だから機械公国は倒せない。
国力が違いすぎるからな。だがわしが仲間なら機械公国のすべての奴隷を率いてエルバ共和国と共同戦線を張れる。・・・奴隷が素直にわしに従うとは限らんがそれを理由に機械公国の国力を減らせればそれだけ戦いやすいということだ」
ジャガン「いいだろう。シルバ。エリカもそれでいいか?」
3