Nicotto Town



 ジャガンの旅   プロローグ グルドゥムの城


「さあ、ここに隠れて。決して!声を出さないで」
母さん(ムビリ)は優しく石の部屋に僕を隠すと
武器を持って勇者達を待ち構えた。
父さん(グルドゥム)は魔法や剣術で勇者達を出迎える。
「人間達よ。傲慢な人間たちよ。その行いを何故改めない?
正義や悪など立場が変わればどうにでも変わる」
勇者は言う。
「人間が生きるために貴様が邪魔なのだ!死ね!」
大猿の神官が配下の猿に人間を倒すように命じている。
老賢者ペパは猿の代表の古株だ。
勇者たちは数が多い。
剣や盾や鎧で武装し父さんの城を攻撃してる。
大猿も魔犬も敵の数には押し切られる。
父さんは魔王としての威厳もむなしく人間達に八つ裂きにされている。
グルドゥム「うぐっ」
(父さん!!)
 母さんは僕を気づかせないように立ち回り防戦してるが・・・
 数が多い。
 体中から血を流し・・・倒れた。
 母さんはこちらを見て
ムビリ「ジャガン。あなたは生き残るのよ。・・・生きなさい」
 といい涙を流す。
ペパの子供のキペペオは泣きながらその場を離れたがらない僕を掴み秘密の抜け穴から僕を逃がす。




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