Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


77番: 西部戦線異状ナッシー

あるテレビ局: ゴタさん、おめでとうございます。
        ノーベル文学賞にノミネートされました

ゴタぴょん : ワハハハ。私ゃ、あんた、トルストイが曾祖父で
        川端康成が祖父で、シェークスピアがなんか
        知り合いみたいな・・・ワハハ・・・

父     : おい、。ゴタ、起きろ。ストーブつけっぱなしで
        寝るな。

ゴタぴょん : あ、やっぱり夢か・・・


   【考えてみた】

遠い遠い昔のことを思い出している。それはもう70年以上も昔・・

本当のことを言えば、ゴタぴょんは、1920年にヨーロッパで生まれた。
だって、こんな面白くない大阪に生まれたということ自体、おかしいじゃないか。

それは戦争のさなかだったように思う。
恋人のマリーと楽しい日々を過ごしていたのだが、
ある日ゴタぴょんに兵役の知らせがきた。

 「マリー、僕は行かなければならない。手紙をおくれ。」

そうして恋人と別れてしまった。悲しい物語だった。

ゴタぴょんは19歳で軍隊に入隊し、半年の軍事教練の後、
西部戦線に送り込まれていた。
いくつかの功績が認められ、ゴタは上等兵になっていた。
ただあまりにも、昔のことなのでそれがどこの国だったかは、忘れてしまった。

  【西部戦線】

ゴタ上等兵: 軍曹殿、敵の戦車が来ます。そこの茂みに隠れましょう。

軍曹   : よし、隠れて様子を見よう。
       あ、戦車が止まったぞ。気づかれてしまったか?

ゴタ上等兵: あ、ハッチが開きました。人が出てきます。
       どうします?

軍曹   : おい、ゴタ上等兵。銃を構えろ。こっちに近づいてきたら
       撃つのだ、いいか。

ゴタ上等兵: わかりました。あ、軍曹殿。

軍曹   : 何だ?

ゴタ上等兵: ほらネコです。捨てネコのようです。

軍曹   : 放っておけ。今それどころではない。
       あ、見ろ。戦車から3人出てきたぞ。

ゴタ上等兵: 3人と言えば、全員じゃないですか。
       戦車の定員は3名ですから。
       あ、3人並んで、連れションしてます。

軍曹   : よし、今だ。あの戦車をかっぱらって逃げよう。
       行くぞ。

ゴタ上等兵: あ、待って。このネコ連れていく。

軍曹   : ばかもの。さっさとしろ。

軍曹   : よし、静かに戦車に這い登れ。
       大丈夫だ、敵さんは、気づいていない。
       よし、ゴタ上等兵。戦車を発進させろ。

ゴタ上等兵: うっ・・どれがアクセルかな?これかな?
       いや違う。あ、これか!
       あっ、バックしたぞ。

軍曹    :ばかもの。敵が気づいてしまったぞ。

敵兵    :ヘイ、ユー。 ストップ。コラー。
       センシャ。ヌスム、ドロボーアルネ

ゴタ上等兵 :何か言ってる。

軍曹    :いいから、さっさと前進させろ。逃げるぞ。

ゴタ上等兵 :では、この残りのレバーが前進するレバーに違いない。
       発信します。えい。
       あ~、取れてしまった。どうしよ?

軍曹    : ばかもの。操縦を代われ。行くぞ。

   ガタガタガタ・・・

ゴタ上等兵 : わーすごい。動きました。

軍曹    : 当たり前だ。

ゴタ上等兵 : ところで軍曹殿、どこへ行くのですか?

軍曹    : とりあえず、さっきの敵兵から逃げきってから
        隊に戻ろう。

ゴタ上等兵 : 軍曹殿、橋です。小さすぎて、この戦車では渡れません。

軍曹    : うむ、仕方がないな。戦車はそこの茂みに隠して
        ここからは、歩いていこう。

ゴタ上等兵 : 軍曹殿、橋の下に、ボートがあります。
        あれを拝借して、逃げ延びましょう。

    ボートで

ゴタ上等兵 : 潮来花嫁さんは~♪

軍曹    : のんきに鼻歌がでるものだな。
        岸に伏兵がいるかもしれん。注意を怠るな。
        ところで、その歌は、聴いたことがないが・・   
  
ゴタ上等兵 : あ、ネコがおもらしした。

軍曹    : だから連れてくるなと言ったんだ。
        おや、あそこに小屋が見える。あの農家で
        ちょっとパンをもらえるか聞いてみよう。

ゴタ上等兵 : 軍曹殿、ここは西部戦線です。言葉が通じない
        と思いますが・・・

軍曹    : ゴタ上等兵、きさま、
        フランス語ができるんじゃなかったのか?
        フランス語ができると言ったから二等兵から
        昇格できたんだ。しゃべれないなら格下げだ。
        覚悟しておけ。隊に戻ったら、隊長殿に
        報告するぞ。

ゴタ上等兵 : あ、待ってください。しゃべれます。
        何冊も入門書を読みましたから・・
               (初めの3ページまでは・・・) 
      
軍曹    : いいだろう。パンをもらってきたら、認めてやろう。
        さあ行って来い。わしはここで待っている。

ゴタ上等兵 : ゴタ上等兵、パンをもらってまいります。

軍曹    : よし行け。


   ラララ~♪ 赤い花束車に積んで~春がどこから来たかしら~♪

農家の人  : パンをくれってか。今見てきてやる。
          
農家のおやじ: あるべさ。これ兵隊さん。ここに上がって食べてけろ。

ゴタ上等兵 : ああ、ありがとう。いただきます。

農家の人  : おめえさん、ひとりだけで来たのか?

ゴタ上等兵 : いえ、上官がボートで待ってます。ネコも・・・

農家の人  : ジョーカーがぼーっとネコろんで待ってるだか、
        ジョーカーさんにも上がってもらえ。


    それから我々は無事、食事を終え、川下に進んだ・・・
    と書いていたら、私めも腹減ったので朝食してきます。
    さいなら。これで300c,
    ありがとう。

   【隊の宿舎に戻って】

仲間たち  : おいゴタぴょん、きょうは鬼軍曹と一緒で
        疲れただろう。

ゴタ上等兵 : 大丈夫だよ。ネコを拾ってきたよ。みんなで
        かわいがってね。

ネコ嫌い  : ばか野郎、捨ててこい。

ネコ好き  : そんな、かわいそうじゃないか。

    【話し合いの結果】

飼うことになった。めでたし、めでたし
おしまい

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2020/03/23 10:15
やっぱり英語、あとで消します。誰もが読めるコメントコーナーにしましょう。
お互い、長生きしましょうね。目標500歳で。
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2020/03/23 09:50
ふふふ。
ネット上って虚々実々ですからねー。
特に若い方は素直すぎてすぐ信用するから
「ありえない年齢」を自称すれば、少しはそういう場所だと
いうことを分かっていただけるのではないかと。ネットを始めたころから
ずっと「自称300歳」なんです♪
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2020/03/23 09:47
300歳?もしかしたらルーマニアのドラキュラ伯爵の親戚筋ですか?
それとも500歳で物語に出てくる孫悟空の親戚?
浦島太郎と八百姫が800歳
調べたところ最長寿は、西天宝掌禅師の1072歳。
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2020/03/23 08:28
御年100歳でしたか(笑)
わたし、自称300歳なんですー♪



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