Nicotto Town ニコッとタウン

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Dグレのキャラで物語つくってみた 03

「ちょっ、いい加減放してよっ!」


薄暗い細い路地を颯爽に歩くラビの手を振り払い彼を睨んだ。それでも、ニカッ
と笑うラビに再びナイフを向けた。



「何処にいるって言ってるの」


「そんなに怖いカオすんなって折角の可愛いカオが…「黙れ…こいつは何処にい
るの?」




雲の隙間から覗いた月明かりが照らした瞬間、ラビが怪しげな笑みを浮かべてい
た。
そして、面白そうにラビは口を開いた




君の真上







そう、言った瞬間、微かな殺気が感じられた。



ザンッと風を斬る音と共に私は素早く地を蹴りその場から離れた。



「どーして言うんですかバカ兎!」


「えぇ~だって、こんな可愛い子に怪我させる訳にはいかないっしょ☆」


あの写真と同じ人物が剣を手に何やらラビと口論していた。


ツキンと左肩が痛んだ。
さっきの攻撃でついたのだろう。
気付くのが遅かったら腕がえぐられていた。
直感で解る。



(こいつ、できるっ…!)



素早く身に潜めていた銃を白銀の彼に向けた。
カチャッと音と共に彼らの動きが止まる。


「あれ?もしかして、僕狙われてる?」


なんだか、嬉しそうに微笑む彼はゆっくりと歩みよる。



「さっきはすみません。てっきりラビを狙ってる人かと…怪我してませんか?」


月明かりが再び私たちを照らし始めた。
彼の白銀は月の光を浴びて更に輝きを増した。
その髪はまるで絹のように細く柔らかそうな髪だった。



(綺麗な髪……)



ハッとして自分の失言に首を振ってその思考をちりばめた。


「あ!肩、怪我してるじゃないですかぁ!」


彼は私の手を掴み肩にそっと触れた。
ただのかすり傷。
私にとってどうでもいい傷なのに彼は血相を変えて自分の服を破いた。



「ちょっ、何するのよッ!」


「何って手当てですけど?」


それがどうかしましたか?といかにも当たり前だと言わんばかりに素早く手当て
をする。


(何なのこの人…)



敵である私に何故、手当てするのか意味が分からない。この人は一体何がしたい
のだろう。



「はぃ!出来ましたよ♪」



っと微笑んだ彼。
肩には丁寧に布が巻かれていた。
ほんのり温かいのはきっと気のせいだ。


「そうだ!自己紹介まだですよね?」



彼はパンッと手を叩いて楽しそうに微笑む。
まるで、子供のような無邪気な笑みで…


「僕、アレン・ウォーカーっていいます!」


「………姫です…」


「姫ってもしかしてアークの!?」


「…えぇ、そぅだけど…」



するとアレンは凄いっと言うように手を掴みブンブン振る。



(…この人、自分が狙われてる事分かってるのかな?)



こんな疑問が浮かぶほど殺気が感じられないのだ。罠かもしれない。けれど、き
っと罠じゃないと思える何かがあった。



「おーい、アレンさんやいっ!時間さぁ」

「え!?もう、そんな時間ですかっ?」


ごめんなさい、姫さん!また話しましょ♪っと手を振ってラビの方へと走り去っ
て行くアレン。



「……意味わかんない」




一人残された私は、闇に消えたアレンへぽつりと呟いた。






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2009/10/20 19:29
情が出来ると危険だなぁ。

まぁ、少年は誰にでも優しいから仕方ないか(∑



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