木の置物 修理
- カテゴリ:日記
- 2020/03/10 04:51:34
祖母が昔、買った木の置物は電球が仕込んであり、コンセントを挿すと小さな障子の部屋が明るくなるという仕掛けがある。
ところが障子の部屋は開閉式ではなく木槌で窓枠に叩き込んだような作りなので電球が切れると、どうやって修理しろというのか。
さらに上からニスを塗ってあるので障子の窓枠は軽く接着されている。
この玩具のような障子に鉛筆で穴を開けたのは私が小学生の時だったかも知れないけど修理するには破損覚悟の分解しか無い。
大きい方の置物は客用の玄関にあるので優先して2年前だったか修理した。
普段使っている方の玄関にも小さな置物があるけど、そっちも障子が破れている。
何十年も放ったらかしだった置物を修理することにした。
まず障子を破って木の棒を差し入れ、向こう側にある障子をハンマーで叩き出す。
反対側からも木の棒を入れた後に叩いて障子窓を取り外し。
ニスで接着されていたので外れにくいから何度も叩いて障子窓はバラバラ。
夏休みの宿題で作る木工細工状態の破片を組み合わせ釘で打って復元する。
今度は障子紙を丈夫にしようとプラスチック障子紙を両面テープで貼る。
出来た障子窓を嵌めようとするけど、上下が合わないと入らないようだ。
2個ある障子窓を入れ替えて嵌められるかと思ったけど窓枠は前面が小さく後面は大きめに作ってあった。
両方の障子窓を軽く入れて電気を点灯。
小さな障子窓が光っているので模型的な面白さ。
木工用接着剤をベタ塗りすれば良い、という感じで作ってあった。
手先不器用なので修理とか苦手なんですが、こういうの見てるのは好きです