ヘリオトープ
- カテゴリ:日記
- 2020/02/15 08:20:59
といえば
漱石先生の「三四郎」。
そして
その中の一節。
「ヘリオトロープ」と女が静かに言った。三四郎は思わず顔をあとへ引いた。
ヘリオトロープの壜。
四丁目の夕暮。
迷羊(ストレイ・シープ)。迷羊(ストレイ・シープ)
空には高い日が明らかにかかる。
「結婚なさるそうですね。」
思いを寄せていたマドンナ美禰子嬢との切ないやりとり。。。
三四郎は、まあ振られるわけですが
ロマンティックな一場面ですよね。
夕暮れなのに「空には高い日が明らかにかかる」とはこれいかに。。。
三四郎のグルングルンな心情があらわれてる、ってところかしら。
明治の文豪とか言われてる
漱石先生ですが
そうはいっても
当時の流行作家。
平成の文豪、っていったら
いったい誰になるんでしょうね??
流行作家の中で
100年先まで読んでもらえる作家は
いったい何人いることでせう・・・