Nicotto Town


ウイルス戦争 神は死んだ


名声を得る7年間を描かなかったスカーレット

成功の瞬間から名声を得る7年間を全く描かなかったスカーレット
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200210-00000010-friday-ent

穴窯が崩壊して火事になりそうに、なりながら薪を燃やし続けてようやく焼物の傑作ができた、というストーリーだった。
そして唐突に月日は過ぎ主人公・喜美子はテレビの取材を受けて女性陶芸家として、名前を轟かせたらしい。
そこら辺の重要なストーリーが完全に割愛されている事に多くの視聴者が違和感を感じたのではないか。
ひょっとして記者会見のシーンに金がかかるからカットされたのだろうか。
全体のストーリーの放送話数の都合でカットされたのだろうか。

ドラマでは「作品が売れたので借金も全部返せました」とセリフでサラっと流している。
スカーレットのモデルになった神山清子は薪で出来た借金を重ね、穴窯の改修工事をするなど金は出ていく一方。
恐らく作業現場に借金取りが何度も来たことだろう。
神山清子は失敗作の焼物を何百個も叩き割ったはずだ。
ところがドラマでは焼物を割るシーンは1カットもない。
それはそうだろう。
撮影に使っている焼物は全部、借り物だから壊すわけに行かないのだ。
こうして失敗作を壊さない陶芸家、川原喜美子は黙々と穴窯で薪を燃やすのだ。
ところが穴窯の内部はススが全く付いていない。
二週間ぶっ通しで薪を燃やしまくってレンガにススが付かないなどという事があるだろうか。
NHKのドラマが所々嘘くさいのだ。
二週間、薪を燃やすのなら異常な量の薪が積み上げられているはずだが、ドラマでは壁際に整然と積み上げられている分しかない。
穴窯が小さすぎて中に作品を何個も並べられない。
焼物10個程度並べて2週間、薪を燃やし続けるなんて不経済な事を陶芸家がやるだろうか。
なんかテレビの撮影で使った穴窯は小さな実験用にしか見えない。

今日見ると、喜美子の母がすでに死んでおり長男が大学卒業して帰ってきていた。
離婚した八郎が最後の挨拶に訪れ、養育費ありがとうございました、と喜美子が礼を言う。
とっくに離婚していた事は前の話で武志がセリフで説明していた。
あまりにもストーリーを飛ばしすぎ。
父親の常治が死ぬ時には彼の布団を囲って心配するシーンがあったり喜美子が号泣したりとドラマの体裁はあった。
母親のマツが死ぬ時は葬式のシーンすらないのだから、脚本家は何を描こうというのか。

武志が慢性骨髄性白血病で倒れ、移植手術をするが2年で死亡。
骨髄バンクの必要性を訴える活動を始め、「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表就任。
そういう活動を描くために母親の葬式、八郎との別れ、武志の入学、卒業を終わったこと として済ましたとすれば、このドラマは些か陳腐だなぁと失望する。

アバター
2020/02/12 05:27
そのドラマの流れで骨髄献血活動に主人公が邁進するが、
視聴者はボランティア活動に精力を傾ける主人公に違和感覚えないだろうか
アバター
2020/02/12 01:26
ドラマもアニメと一緒だから・・・現実ではできないお話だよぉ~~



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