Nicotto Town



10日 開発競争 


閑話休題(コロナは情報が多すぎます。一休み)
竹の天秤で荷物を運ぶ時は、ブレードの振動周期に合わせて運ぶと運搬が楽になると証明されました。この原理は今流行りナイキの靴も似た話です。
着地で撓って体重をエネルギーとして蓄え、蹴り出すときに反発エネルギーとして解放することで
キック力を補助。
これをやり過ぎるとドクター中松のジャンピングシューズで、規制が入るのはやむおえないですが、
一層、何でもありで別種目とするのも面白いですね。
ーーーーーー以下引用
研究により、ベトナム山間部にある「竹の棒による運搬法」が物理学的に優れていると判明 
→「竹の棒による運搬法」にはホッピング玩具に似た物理作用がある ベトナムの山間部では、竹の棒が荷物運びに利用されています。 
この竹の棒によって、地元の人たちは非常に重い荷物を楽に運べるようです。実際、高齢者でも若者と同量の荷物を運ぶことができます。 
もちろん、ベトナムの村人たちが特別力持ちだというわけではありません。高重量運搬の秘密は、竹の棒とその扱い方にあります。 
最近、タイグエン大学のヴァン・ヴィン・ハックらの研究チームによって、荷物を運ぶ際の竹の棒の利点が明らかにされました。 
彼らは柔軟な竹の棒を使用することで、荷物の重さを歩くエネルギーに変換していたのです。 
研究の詳細は2019年12月4日、「Journal of Experimental Biology」に掲載されました。 


Load carrying with flexible bamboo poles: optimization of a coupled oscillator system 
http://jeb.biologists.org/content/222/23/jeb203760 
■竹の棒の「しなり」を利用した運搬法 
ベトナムの東南アジアの山村には、モン族という少数民族がいます。彼らの間では、弾力性のある竹の棒の両方に荷物をぶら下げ、天秤のようにして運ぶのが一般的です。 
この運搬法は、馴染みのない人にとっては非常に負荷の強い方法に思えます。しかし、実は物理学的に優れた運搬方法であると判明したのです。 
通常、人が歩く時にはエネルギーを消費するものです。そして、そのエネルギーコストの大部分は一歩を踏み出す時にかかります。 
前進するためには、踏み出した足とは別の足で地面を押す必要があります。 
例えば重いリュックサックを背負っているときには、「体重+荷物」分の力を片方の足だけで蹴り上げなければいけず、とても負荷がかかります。 
一方、竹の棒を使用すると、「竹の棒のしなり」によって上下の振動が生じます。 
竹の棒を使って前進するために一歩踏み込むと、荷物の重みで竹と荷物は下方向に大きく沈み込みます。 
その後、竹の弾性によって、荷物の重さによって生じた下方向の力が逆方向(上方向)に変換されます。つまり。上方向への跳ね上がる力が生まれるのです。 
少しの時間、跳ね上がる力が加わるので、この瞬間に地面を蹴ることで、片足にかかる力は「体重+荷物-跳ね上がる力」となります。 
跳ね上がる力がプラスされるので、前進する時には荷物の重さをあまり感じなくなるのです。 

How Bamboo Sticks Help Vietnamese Villagers Carry Their Weight 
http://youtu.be/5vHFtYMbhuM

アバター
2020/02/11 06:43
竹、凄い!加工する以外にも使い道が
あるんですよね~。
アバター
2020/02/10 20:26
前進するときに荷物が軽くなると。
逆タイミングを使うと足腰鍛えられそうですな。



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