ゴタの日記2014年6月1日(日)4
- カテゴリ:日記
- 2020/01/08 05:00:22
6月1日(日)4
【賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃぞう)】
本堂入口、向かって右に、古ぼけた木造座像が安置されています。
赤いキャップに、赤い・・・・何て、いうんだろう、散髪屋に行ったら、
首に巻かれるマントみたいなもの。
これが、賓頭盧尊者さんです。
中に、入れてもらえないのです。
実は、修行中に、飲食(一説では、禁酒の戒律を犯したとされる。)
したため、精舎から追い出されたという。
そのため、どこのお堂でも、お堂の外に、座っているのが、この、賓頭盧尊者 なのであります。
賓頭盧尊者は、16羅漢と呼ばれる、仏弟子の中でも、トップのお弟子。
彼が、教団からいなくなるのは、日本サッカー界が、ザッケローニを失う
ようなもの。だから、完全追放ではなく、お堂の外に、彼の居場所を許した
のである。
東大寺の賓頭盧尊者さんの、手には、桃がのっかっています。
本来、如意宝珠なのですが、食いしん坊の尊者さんの目には、
それさえ、桃に見えたのでしょうか。
【本堂】
本堂は、国宝です。木造建造としては、世界最大。
間口57m、奥行き50m、高さは、48m。
堂内の仏様は、座高15.9m。
ちょうど、孫悟空に出てくる仏様の大きさです。
堂内は、右廻りをします。
これは、古代インドの風習で、仏様への挨拶は、
その回りを右廻りに3回まわるというもの。
つづく
ゴタ