衝撃
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/01/04 08:49:27
昨日の午前6時、母に、炊飯器のボタンを押してくれと叩き起こされた。正月に早起きをしなくてもいいし、ボタンくらい自分で押せと憤りを覚える。
すると、新聞を目の前におかれた。どうやら、折り込みチラシマニアだと誤解されたらしい。3日の新聞は内容が薄い。やむを得ず、広告を隅々まで眺めたが、朝8時を過ぎても、一向に朝ごはんにならない。
空腹に耐えかね、台所に行くと、母は、おにぎりを作っている。御節や雑煮もいいけど、おにぎりと味噌汁のシンプルな朝ごはんもいいなと、居間に引き上げる。
昨夜、母に、暇だから何処かに連れて行けと言われた。伊予大三島に行くことになり、朝9時に出発の予定で、着替えて、広告を眺めながら朝ごはんを待った。
朝ごはんに呼ばれたが、雑煮である。おむすびは何処に行ったと聞いたら、パックに入れて、出かける時に持っていくとのことである。
伊予大三島に行くのにおにぎりはいらん。鯛飯やタコやジャコ天が待っている。おにぎりが必要な理由が理解できない。
しかも、母のカバンには、スーパーで180円くらいで売っている大きなロールケーキが入っている。柑橘の聖地、大三島には、レモンケーキやレモンタルトがある。
置いていけ、持っていくで、不毛の戦いが起こる。この戦いには、敗れた。
雑煮を食べ終え、8時30分には、万全の体制で出発を待つ。息子は、時間にはかなり正確だ。小心者と言っていい。
空港には2時間前には着く。飛行機に乗っている時間より、空港で待っている時間の方が長い。待ち合わせには、1時間前に着き、コーヒーショップで、煙草を吸いながら時間調整をする。
9時を過ぎたのに母がやってこない。台所を覗くと、麦茶を淹れ、ペットボトルに移している。コンビニにもサービスエリアにも、いくらでも飲み物を売っている。母は、伊予大三島を無人島だと思っているのだろう。
伊予大三島は、以前書いた「みかん」の舞台である。一話完結で終わるはずが、読者に脅されて、続編を書かされた思い出深い作品である。
あらすじは、みかん農家の真面目な青年が、女性は年上に限るわ〜と、スナックのママと肉欲に溺れていく問題小説であった。
9時30分になり、母は化粧を始めた。無人島に向かおうとしているのに、化粧をする理由が理解できない。
10時、ようやく出発である。母の妹の叔母をピックアップし、松山高松道を、今治に向けて走る。
200kmくらいの距離。途中のサービスエリアや道の駅で休憩。叔母がお勧めのおまんじゅうがかあると買ってくれる。
饅頭生地にもち粉が使われ、モチモチした食感と甘さ控えめの餡が美味しい「桐葉菓」。しかし、それは、安芸宮島の銘菓である。
母は、北海道の珍味を買った。200km運転して来たのに、その土地に関係ないものを買いたくなる心境が理解できない。
渋滞に巻き込まれながら、目的地の大山祇神社に着いた。三島神社の総本社。国宝級の全国の武具の4割が納められている宝物館も楽しみ。
初詣客で賑わい、参拝には100m位の行列ができている。それを見た、母と叔母は、ここでいいわと、両手を合わせ引き返し始めた。
何しにここまで来たんや、弁慶の長刀はどうなると、心の中でブツブツいいながら、駐車場に引き返す。
温泉に入り、帰還。叔母の家で、御節とおむすびを食べる。母は、おむすびを作っといて、よかったやろーと自信満々であるが、あるから食べとるだけじゃ。
その場で、衝撃的な事実を知る。この秋、母は、畑で草を焼いていて周りに燃え移り、消防車やパトカーを呼ぶ大騒動を巻き起こしていたらしい。
長男は、一言も聞いてない。
いい返事で、よろしい。
顔文字は、ベルギー人にも通じるので、精進しましょう。
タコ煎餅の感じがよく出ている。しか~し、タコの特徴が足りない。
こんな感じか。(^◎^)
いや、( 一◎一)か。
昨日の新聞に、タコ煎餅が出てました。海老とのミックスもあった。ぺっちゃんこだね。
姉妹なので、いつまでも話しています。温泉がなかなか良かったです。大三島の伯方の塩の工場の隣にある日帰り温泉ですが、海が近い。露天風呂の外の壁が無いにひとしく、お湯に浸かりながら、島々や行き交う船を見ることができます。この瀬戸内海との一体感だと、外の防波堤に立てば、女風呂も覗けます。オレンジ先生は、男風呂を覗いてください。
つん
いくら、つんがお喋り上手で寛大な心を持っていても、あの二人の内容の無い会話には呆れてしまうでしょう。どこそこの誰々は、髪が薄くなってきた、マルキン醤油より、キッコーマンの方が美味しい、毛布は羽毛布団の上にかけるべきか、下に引くべきか。どうでもいい話が延々と続きます。相槌を打つのも大変です。是非、世界経済の情勢と少子高齢化時代におけるビジネス戦略について、語って欲しいと思います。
たこ煎餅食べたことない。江ノ島で、タコが団扇のようになって干されているのをみかけるけど、それなのかな。最近、タコが値上がりしている。タコの美味しさに、世界が気付いてしまいました。
リンゴさん
母からは、大事件を起こしたのに、反省の色を感じることができません。レンジがIHで良かったと思いますが、一昨日は、甘酒を煮ていて、鍋を焦がしました。僕に気づかれないように、急いで片付けたと言っていました。
環謝さん
8時間くらい車に乗っていたけど、後部座席で喋りっぱなし。話題の半分以上は、以前聞いたことがある内容。結論がないまま、話がピョンピョン変わっていく。おばはんが、何時間でも、話を続けることができるのが、よく分かりました。
スズランさん
マイペースと言うか、人の言うことを聞きません。家にお菓子がたくさんあるから、珍味を買わなくていいと、露店から引き離したはずなのに、目を離した隙に買っていましい。煎餅や饅頭より、珍味の方が健康にいいと独自の理論を持っています。
genzoさん
野焼きは禁止だと、妹が口をすっぱく言っていたはずでしたが、やらかしました。妹と母は、同じ市内に住んでいますが、有線から線路の南の畑で火災発生、消防団集合との放送が流れ、ひょっとして、実家ではと思ったらしいですが、そのまさかだっと頭を抱えています。
寧々こさん
まあ、ええ歳をしていますが、今日もパートに出かけ、一人で暮らしていますので、感謝はしていませんが、助かっています。そろそろ、断捨離をして欲しいのですが、次々ものが増えています。炊飯器がなぜ、二つ必要なのかと聞いたら、一つは甘酒用と答えが返ってきました。一つで、ええやろと思います。
たまたゃん
肉欲シーンを書いたら、ニコタに出入り禁止になります。蜜柑とレモンしかない島です。男女がすることは、一つしかありません。そう、海釣りです。潮も早く、引き締まった鯛がつれます。毎日、鯛めしです。穴子蒸籠も美味しかったです。でも、ウナギには勝てないと思います。
cherryさん
高速で救急車とすれ違った時に、救急車を呼ぶのは無料との話題が出て、パトカーが来たのもただだった。消防車もただだったと、話題が怪しくなり、警察の人も優しかった、消防署の人も優しかったと言っていたので、ひょっとして、あんたの話なと聞いたら、そうやと返事が返って来ました
いいなぁ~ 私もそのおしゃべりに入れてもらいたいww
それにしても・・・あの小説って
『みかん農家の真面目な青年が、スナックのママと肉欲に溺れていく』
そんなにも生々しいお話でしたっけ?
私は小説の読解力がかなり低いんですねぇ~^^;
今年はその辺を延ばせるように 今よりたくさん本を読むことを目標にしますねw
ホント親孝行ですねぇ^^
お母さまと叔母さまが
とっても嬉しそうにしている姿が
目に浮かびます^^
消防車・パトカー・・・
お怪我がなくて良かったです・・・。
大騒動の事実はお母様と叔母様の会話から知りえた事実かな?
このお二人、いいわ~! はたから見てると楽しいわ~!
理解できないことだらけだけど、理解できないからこそ、いいのですよね^^
ところであのミカン農家の青年は、最終的に肉欲に溺れたんですか。
その辺の結末がちゃんと書いてなかったような(笑)
沖ひとりさんがジョギングしながらパンを焼く日常も、このような親御さんが無事に暮らしているから成り立っているの?!ですね。
きっと、不運から逃げてゆくでしょう。
私の母は別のマイペースですが、親近感がありました(笑)
家族サービスお疲れさまでした(*^-^*)
最後の事件は驚きだったでしょうね(;'∀')
最後の衝撃的な事件にほんまにビックリや!!
ご無事でよかったね(-_-;)
てか、以前にもその叔母さまとお母さまを乗せて、かしましいクルマ旅をされた様子を書いた日記があったような…?
デジャヴを感じながら読みましたが、女子パワーの前には沖人さんも敵いませんねwww
今元気でいらっしゃるのようで事は無事に済んだようですが、後から聞いても驚くしかないです;;
世界でも森林火災などが多発しているので、お母様おきをつけてください。無事でよかったです。
ちょっとした観光は親孝行ですね~(*'▽')♪
今年もいい調子ですねーー(^_-)-☆
関係ないけど 江の島のタコせんべいが食べたくなりました(*‘ω‘ *)