レインダンス
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/12/17 23:24:59
淡い墨絵のようになってしまった心に
冬の雨が降る
冷たい冷たい
雨が降る
いくつもの滲んだ輪取りの中に
貴女の姿も滲んでいく
凍える指先で雨粒を撫ぜると
透き通った痛さが伝わってくる
北風が強く吹いている
追い打ちをかけるように
景色の中に雨が弾け散る
想い出と一緒に弾け散る
さらに強くなる雨の中
私は傘を閉じ雨に濡れた
独りだった
今日はお休み・・・雨・・・
玄関先の車のボディーには弾ける雨と無数の水玉が・・・
今コタツに入って思い出していたら
なんとなく浮かんできました
ついでに吉川晃司の「RAIN-DANCEがきこえる」を
思い出しました
何となく好きな曲と詩です
自分自身がどちらかというと
ポジティブなのかもしれません
どちらかというと先しか見ていません?
何かをすればまた新たな何かが起こる
結果はどうであれ
だから傘を閉じて雨に濡れた
今は独り
でも、そのあとに何かがある・・・
そんな感じでしょうか^^
セカンドさんの言葉はどこか寂しくて哀しくて痛いです。まるで、ダークな面もよく観ると美しいんだよって訴えてるみたい。だから、目を背けないで、怖がらないで、と、言ってるみたいと思うのでした。
「雨の街を」は夜明け近くのそぼ降る雨
「RAIN-DANCEがきこえる」は夜の街に強く降る雨
雨の日には変わりありませんが
シチュエーションが真逆です(リズム的にも)
比較すると面白いです
冬の雨、景色、指先の冷たさは感情に追い打ちをかける?
そんな気がしませんか?
適度な湿度は声に良いのでしょうね
加湿器を使うと効果はあるのかな?
ニャンコの鳴き声も響きが違う?
そんなことはないか???^^
こういう日に歌うといいのだけど、そうも都合よくいかないのが哀しい。
ボンネットに弾ける雨粒は軽やかで楽し気だけど、やはり冬の冷たい雨は、ちょっと心に刺さります。
寂しいけど美しい詩ですね。
吉川晃司の「RAIN-DANCEがきこえる」
知らないので、YouTubeで聴いて来ました。
詩の流れで、バラードを想像してましたが、やはりアップビートの吉川晃司でした。
歌ってる時もカッコ良いけど、今はカッコイイナイスミドルの俳優さんですね。