[SI246]相棒 season18
- カテゴリ：テレビ
- 2019/12/05 17:51:33
相棒 season18 第８話「檻の中～陰謀」 テレビ朝日 水曜夜９時
今回は、東修大教授の皆藤の保釈金が、納付前に強盗に奪われた事件の前編でした。
皆藤が研究していたのは遠隔操作(自動操縦？)のできるロボットで、彼の研究室はライフケアテクノロジー(以下ライフケア)という医療メーカーから資金援助を受けていました。
しかし、冠城の旧友の桝本という雑誌記者が取材した、皆藤のインタビュー記事が掲載直前に他の記事に差し替えられてしまった頃から、研究室の周囲できな臭い事件が続発します。
まずはライフケアからの資金援助が打ち切られ、皆藤が横領の容疑で逮捕され、他にも研究員が階段から転落したり、ストーカー被害に遭って退職するなどの被害があり、挙句３千万の保釈金を准教授の佳奈恵と弁護士が車で運んでいる時に、テーザー銃を持った半グレのような男たちに襲われ奪われてしまったのです。
桝本が久々に冠城に連絡をしてきたのは、皆藤がなかなか保釈されなかったため、法務省にいるとばかり思っていた冠城にその理由を尋ねるためでした。
杉下は捜査二課時代に皆藤と面識があり、熱心な研究者であることを知っていたことから、彼が横領したことが信じられずに、独自に捜査を始めます。
その結果、研究室の周囲で起きた事件に同一の男が関わっていることが分かり、その男がライフケアに出入りしていたことも突き止めました。
そして桝本の妻が前年サルウィンのテロに巻き込まれて死亡していたことも分かります。
どうやらライフケアと皆藤の間に何らかのトラブル、恐らく皆藤がライフケアの秘密を知り、それを告発しようとしていたのではないかという推論にたどりつきます。
そのライフケアの秘密が、桝本の妻の死と関係があり、皆藤と桝本は協力して告発しようとしていたところ、ライフケアから圧力がかかり、妨害されたのではないかと。
研究員たちの事件を初め、横領の容疑もライフケアの罠で、皆藤は一刻も早く拘置所から出るために、無実の罪をかぶり、保釈金を払おうとしたところ、それすら阻まれてしまいました。
阻んだのは保釈金を運んでいた佳奈恵准教授。
彼女はライフケアから皆藤の後釜にさせてやるとでも言われ、拘置所で偶然見かけた半グレぽい男たちを雇い、強盗の自作自演を企みましたが、恐らく金の分配ででも揉めたのか、強盗の実行犯たちに襲撃され、重傷を負ってしまいます。
幸い杉下たちが駆けつけたため、強盗たちは全員お縄になりました。
前編で一応強盗だけは解決しましたが、皆藤と桝本が告発しようとしていたライフケアの悪事は一体何なのか、それはどうサルウィンのテロと関わってくるのかが、後編の焦点になりそうです。
いやいや、またまた出てきましたね、サルウィン。
相変わらず治安が悪そうで、亀山夫妻が無事なのかどうか気になりますが、恐らく今後も出てくることはないんでしょうね…。
