ゴタの日記2014年4月22日(火)2
- カテゴリ:日記
- 2019/11/29 02:38:28
4月22日(火)2
まあ、お客様には、有料道路の料金は別途必要とは、伝えていたが、
支払う箇所は、どこにもなかった。
ドライバーさんの手柄といえば、手柄だが、有馬温泉に直行します、と
お客様に明言して、六甲ドライブウェイに来たのだから、ゴタの面目は
丸つぶれとなった。
【教訓】 何ごとにも、裏がある。
さて、15号線でもって、有馬温泉に、逆方向から入りました。
ドライバーさんは、観光案内所で、ゴタたちを降ろし、別の場所で待機。
散歩がすんだら、携帯を鳴らすことを取り決めた。
金の湯の足湯は、この日は休み。火曜日が休みのようである。
でも、お客様は、一向に気になさいません。
散歩するだけで、楽しいのだと、おっしゃいます。
途中、ガレージいっぱいに横向きに入っている車を見つけて、
「How does the driver put it in ?」
(どうやって、入れたのかしら?)
「Four tires turn at right angles, maybe !」
(タイヤが横向きになるんだぜ。きっと。)
こんな物議を醸す車を見つけては、ゴタも、ほっておけない。
近所のお店で聞いてみた。
なんと、この車のオーナーは、70歳の女性。
【教訓】 世の中には、並外れた天才がいるものだ。
お客様、炭酸せんべいをお買い上げ。
靴屋がありました。なんで温泉街に、とも
思うが、温泉で、靴買ってもいいっしょ。
【ワインの飲める店】
ワインの店で、ワインを飲むお客様。ゴタも薦められたが、
勤務中です。ノメネー。
ここで、終了の電話。3分待ったら、タクシーが戻ってきた。
これから、南京町で、昼食です。
ドライバーさん、同じ道を引き返します。
428号線に出てくれればいいが、また、灘のほうに、
戻るのでしょうか?
「ドライバーさん、ショートカットがあれば、たのんます。」
「有料になりますけど、いいですか?」
「There is a short cut to the downtown with a toll booth.」
(料金所を通れば、近道があるのですが。)
「How much ?]
(いくら?)
「ドライバーさん、料金はどんだけですか?」
「700 yen」
700円ですわ。
「Okay、please take the short cut.」
いいよ。頼みます。
蓑谷から、新神戸トンネルを通り、新神戸駅周辺に出ます。
このまま、海岸近くまで進み、旧居留地区へ。そして、右折して、
南京町へ。神戸大丸前、南京町東門で、降りました。
神戸港が開港したのが、1868年。爾来1899年まで、
治外法権が適用された、外国人特別居留地区となった。
旧居留地区は、後に山の手(現在の北野異人館地区)に移された。
ただし、当時、条約締結しなかった、清国(華僑の人たち)に
対しては、居留地区を認めず、ために、彼らは、
その西側に雑居地区を形成した。それが、現在の南京町である。
尚、旧居留地区の建物は、近代建築として、今、様々な
店舗が入り、賑わいを見せている。
【南京町】
さて、我々の目的地は、南京町。中華街であるが、そのほとんどは、
広東省の出身の末裔であります。
横浜華僑6000人に対し、神戸は、1万人強。
関帝廟や神戸中華同文学校などの華僑関連施設は山手に点在している。
実際の神戸華僑の居住地は、鯉川筋、トアロード、北野町などであり、
神戸の有名な中華料理店の大半も南京町ではなく
三宮など市内中心部にある。
これは、彼らの生活圏が居留地区ではなく、雑居地区だったことに因る。
昼食は、南京町のラーメン店に入りました。
みなさん、注文は、質素です。中華丼、チャーシューメン、など。
ゴタも、みなさんに合わせて、チャーシューメン。