すきがあるな
- カテゴリ:日記
- 2009/10/09 23:59:25
近所の道路に、手入れの不足した生け垣があって、僕は、ときどきそこでカメラを持ってうろうろしたりする。
たぶん、ツツジが本来植えられたものなのだが、雑草などもいっぱいあり、おかげで小さな虫が隠れている。
目立つところにジョロウグモなども居る。
台風が通過したので、カメラを持って、ジョロウグモの巣を見に行った。
やはり、多くの巣は壊れてしまっていたのだが、なぜか、ほとんど無事の巣もあって、興味深い。
と、そこまではいつもの僕の日常の話なのだが、実は、本題はこれから。
葉っぱなどを眺めていたら、おばさんに声をかけられてしまった。
いや、おばさんっていうか、僕より若いのかもしれないけれど、僕がカメラ持って虫を見ている時は、年齢が無い状態なので、二十代の女性でもお姉さんに感じてしまう。
若くはない女性、ということにしておく。
(、あ、あれ?もっとひどい表現になったか?)
それで、この人がなぜか馴れ馴れしい。
話題も飛んで、一貫性が無いので、僕の性格では会話にならない。
それでもなぜか十分くらいは話しただろうか。
その女性は、家の庭に木を植えてみようか、虫はいいけどゴキブリは嫌いなんだ、などと話す。
どうやら、傍目には、僕が植物に詳しいか、虫に詳しいか、なにやらネイチャーなおじさんに見えるようだと、会話の単語から感じられた。
ん〜、嫌いじゃないけど、専門家ではない。
話しかけられても、そんなにぺらぺらしゃべる訳でもない。
困った事態なのだ。
話しかけてきた人物が悪い人に感じなければ、話すことそのものは拒否する気にならない。質問にも答える。ただ、会話能力は低いので、話が成立するかどうかは、あやしい。
そこで疑問が浮かぶ。
どうして話しかけてきちゃうんだろうか。
この夏の始まりから、ここ数日の秋の始まりにかけて、これで、この場所で、四人に声をかけられちゃったのだ。
そんなに安全なおじさんに見えるのだろうか。
あるいは、僕は背広を着ない人間なので、みょうに浮世離れした人に見えるのかもしれない。
なんにしても、「話しかけてもいい」という雰囲気ではないはずなのだが。
周りの人間を無視して、気配を消して、虫だけ見ているのだ。
あ、それとも、「人間を無視して」といいつつ、通行の邪魔にならないように身を潜めているのが、ばれちゃってる。
本当は、「お前らみんな避けてゆけ」という態度に出たいのだが、自分が逆の立場なら許せないので、つまり、自分で自分の姿を律しているわけなのだが。
う〜ん。
っていうか、何度も同じ場所で写真を撮っているから、近所で有名になってるんじゃないか?
服装も似たり寄ったりだから、一目でいつものおじさんだと分かる。
ん〜、ま、いいか。
猫はいいんだけど、犬は、飼い主の人間と関わるのが面倒だし、飼い主が無理矢理犬を引っ張ってゆくので、なんともいえない気分を味わうことになります。
それにしても、これはほ乳類全体の感覚か。
歩いていると、よく道をきかれます。
香港に行った時も(よく行っていた)日本人に英語で道をきかれる・・・
いたって日本人顔なんですが。
スーパー等で買い物をしていても、お年寄りとかに品物の説明書の細かい字を読んで欲しい・・とか
これとこれ・・どっちがいいの?とか。お店の人には絶対見えない服装で買い物用バスケットを
持っているのにな~
何人だかわからない人に、JRの切符の値段を聞かれる、
韓国人に、中央線の乗り換えに付いて聞かれる、
という、
国際派。。。
どの質問にも答えられないという、事実。
いまどきの状況を考えればすごいことかも^^