ゴタの日記2014年4月17日(木)1
- カテゴリ:日記
- 2019/11/17 09:20:22
4月17日 (木)
タン様ご一家のプライベートツアー、第3日目。
【リーガ・ロイヤルホテル京都】
午前8時30分。
お迎え時間になりました。
きょうは、日程にトロッコ列車が入っているため、
ツアー・コーディネーター(早い話が添乗員だ。)を手配しています。
なぜ、そのような、回りくどい言い方をするか、それは、
添乗員資格がないからだ。
国内なら、2日間の講習で取得できるんだけどなあ。
さて、われらがツアーコーディネーターは、陳さんです。
実は、陳さんを起用
したのには、理由がありました。ご主人も、陳さんも、上海の出なので、 意思疎通は、100%OK。
安心していました。ただ・・・・
道路はすいています。30分で、千代原口を通過。
もう、高速に乗る必要はありません。
予定変更して、そのまま、国道9号線を進みます。
老坂(おいのさか)峠を越えると、亀岡です。 亀岡といっても、トロッコ列車の亀岡駅は、
JR在来線の馬堀駅の近くです。
時刻は、9時を少し回ったところ。
トロッコ発車時刻は、午前10時35分です。
農協のスーパーが開いていたので、休憩に入りました。
この作戦は成功。女性の方が多いときは、ショッピングツアー
に持ち込めばいいのだ。
【トロッコ亀岡駅】
トロッコの発車時間は、10時35分。只今9時55分。
少し早いけれど、駅に向かうことに。
馬堀のスーパーから、10分たらずで到着。
ここで、みなさんを降ろして、車を嵐山に回送。
トロッコは、10時35分に出て、11時には、嵐山駅に到着
しますので、陳さんが、竹藪をガイドし、最終、天龍寺北口から
入り、庭園で、落ち合う計画。
ところが、誤算。陳さんは、勘違いをしていて、みなさんを、
お隣の駅、トロッコ嵯峨駅に降ろしたのでした。
陳さんから、着いたという連絡を受けたときは、ゴタも、嵐山の
パーキングに入れたとき。
「竹藪を散策していて下さい。」
「竹藪なんてありません。」
「わからなければ、大河内山荘に入って下さい。」
「そういうものはありません。」
「じゃあ、直接、天龍寺に入って下さい。」
「ありません。」
まるで、会話が成立しません。念のため、聞いてみた。
「そこって、トロッコ嵯峨駅じゃありませんか?」
「そうです。」
オウ ノー
竹藪はカット。天龍寺の庭園もカット。バス道路を歩いて嵐山に
戻ってもらうしかありません。
【教訓】: 日本在住者でも、やっぱり、日本人でないと、
ツアコンは務まらない。
もう、歩いて、みなさんお疲れのご様子。
このまま、昼食場所に行きました。
【湯豆腐の嵯峨野】
予約していた場所は、3800円の湯豆腐膳。
天龍寺から、抜け道があるので、直行。
ただし、ゴタと、陳さんは、
3800円の湯豆腐ではなく、近所の軽食喫茶で、
スパゲッティとコーヒー。
車は、真向かいのガレージ。ここが、湯豆腐嵯峨野の駐車場。
雨は、降ったりやんだり。
幸い、歩いている間、食事の間はふりません。
食事中、陳さん、何度も、
「すみません。」
というので、返って気の毒に思いました。
「いいえ、歩いて戻れる距離なので、間違いを犯した
わけではありません。そういうことも、ありますわいな。」
「すみません。」
「もう、大丈夫ですってば。」
「すみません。」
何か、明るい話題に転換できれば、と思い、陳さんが、今年
ガイド試験を受験しるかどうか、聞いて見た。
「はい、問題集をみました。
地理や歴史が難しくて、だめのようです。」
「中国語の問題は?」
「それは、全然、大丈夫です。」
「じゃあ、いいじゃないですか。
みんな、地歴よりも、語学で苦労するんだし。」 「でも、私は、地理にも、歴史にも、暗いです。」
ああ、明るい話のつもりが、暗い話になってしまいました。
明るい話はありませんか?何か、明るい話・・・・
窓の外が晴れてきました。明るい外へ出ましょう。
つづく
ゴタ