調味料入れの謎
- カテゴリ:日記
- 2019/11/06 09:14:44
二十歳で就職して 数か月後
わたしの直属の上司である社長夫人が
急に入院することになってしまった
社長夫人は わたしの母の友人だったので
母と一緒にお見舞いに行った
社長のお姉さまが 何日おきかにお世話に来られていて
その日ちょうど来られた 着物を着ていた気がする
わ 社長と同じ顔 上品なおば様 やさしそう
などと 思っていたら
その上品なおば様は
手荷物を置いて上着を脱ぐとすぐ ごく自然に
絞ったふきんで 小さい応接テーブルの上の調味料入れを
1個ずつくるくると拭き始めた
わたしの中でひとつの謎が 子どものころからの謎が解けた
子どものころ うちの食卓の調味料入れって
醬油もソースも なんでこんなに瓶が油ぎって汚いんだろう?
と思っていた
そうだったのか!
母には悪いが わたしはうちで そんな場面を見たことがなかった・・・
ちょっとくだらん話だった・・・
見えてくる、我が家の謎ってあるある。
毎日みてると、みえてこない、汚れも・・・
よそのお宅の汚れをみて、気づくことも・・・。
調味入れって、汚れるよね~。
調理中の汚れがちな手でさわったり、
家族が、アブラギッシュな手で触ったり・・・。
なんか、よごれる。
そして、我が家じゃないんだけど。
醤油さしの中に、コバエのうじ沸いてるのを見たことも・・・。
見慣れるって、怖い怖い;