[SI217]科捜研の女/時効警察はじめました
- カテゴリ：テレビ
- 2019/10/20 16:56:19
科捜研の女 File.17「妻と愛人の事件簿」 テレビ朝日 木曜夜８時～
約１ヶ月半ぶりの放映となる今回は、マリコが住むマンションの上の階の住人の部屋に、爆弾を持った強盗犯が立て篭もるという事件でした。
４クール１年放映といっても、番組改編時にこんなに休んでいたのでは、実際は７～８ヶ月くらいしか放映されてないということになりますよね(；´Д｀)
休むのはいいのですが、１ヶ月半だとさすがにやってるのを忘れてしまいそうｗ
そして、実は今回は次回に続く前編で、今回だけでは解決しませんでした。
子供を人質にとってマンションに立て篭もった３人グループの犯人たちに、いち早く気づいたマリコのおかげで、初動捜査は早い段階から始めることができたのですが、マンションのベランダ側に適当な建物がなく、狙撃班どころかカメラなどの科捜研の機材も設置できなかったため、なかなか中の様子が分からず、捜査本部は苦戦します。
そして今回は事件を担当する女性刑事・玉城詩津香の別居中の夫・雄一(所轄の事務方の警察官)の、不倫相手の部屋が何とマリコの隣室で、勤務中に関わらず愛人の部屋を訪ねた雄一は、なし崩し的に捜査に参加することになってしまいます。
しかも詩津香が不倫相手をマリコと勘違いし、マリコもそれに気づかず捜査に加わったものだから、話がややこしいｗ
普通の女性なら、自分は不倫相手ではないことを主張するところですが、あのマリコなので、何かおかしいと思いながらも間違われていることに気づかないのですｗ
このへんはとても面白かったのですが、終盤の展開はちょっと笑えませんでしたね。
突入が失敗し、マリコと子供が人質にとられ、防弾チョッキ着てたので無事だとは思いますが土門が撃たれ、犯人が運転する車に踏まれ飛び散った爆弾の液体が蒲原にかかって爆発。
マリコや土門のことは心配してませんが、蒲原まさかこれで殉職…？
だとしたらとんでもない京都府警の失態ですよね。
もしこれ以上の犠牲が出ずに解決できたとしても、蒲原が死んでたら、上の命令を無視して突入した詩津香のみならず、上司も何人か責任取らされそう。
よく入れ替わる若いメンバーだと、亜美ちゃんが一番古株なので、入れ替わるなら亜美ちゃんかなと思ったりしてましたが、これで蒲原殉職からの入れ替えだと悲しすぎる…。
時効警察はじめました 第二話 テレビ朝日 金曜夜１１時１５分～
今回は、日下部秋斗というミステリー作家の父親で、やはりミステリー作家の日下部光晴が、２５年前に自宅の書斎で刺し殺された事件でした。
今回の脚本は福田雄一が担当。
その関係か、鑑識の又来康知が、母とケンカしてツッパリのスタイルになっていくという、「今日から俺は！！」との密かなリンクもありましたｗ
そして今回の事件は、動機はともかくトリック的にはとても納得がいくものでした。
ちなみに脚本は福田だけではなく、田中眞一という脚本家さんも参加おり、ひょっとしたらトリック部分は田中さんが考えたのかもしれません。
調べてみたところ、「警視庁いきもの係」や「執事西園寺の名推理」などのミステリードラマの脚本も書いたことがあるようでしたのでね。
当時まだ小学生の秋斗は、母の病死が厳格な父のせいだと思い込み、父の書斎にあった推理小説のトリックを３つ使って父を殺そうとしたのです。
本陣殺人事件のトリックは書名を聞く前に分かったなｗ
これらのトリックは実際にやると穴だらけ、特に肝心のナイフ落下のトリックは、かなり不完全。
と、ツッこむ用意をしていたら、霧山自身がすごい勢いでツッこみましたｗ
実は厳しく当たることで、体の弱い妻のやる気を出させていた光晴は、自分の子供たちのことも愛していて、しかも余命１ヶ月の病魔に冒されていたため、秋斗が自分の命を狙っているのを知り、そのトリックを完成させてやるため、自らを刺し、自分で鍵を閉め、凶器を窓の外に放り投げたというのが真実でした。
いくら余命１ヶ月とはいえ、トリックは失敗したのだから、見て見ぬふりをしてやればよかったのに、わざわざ自分を刺してまで死ぬこたぁないのになと思いましたけどね。
あと、霧山はいつものように「誰にも言いませんよカード」を渡してましたが(一番上の１枚だけでいいですよね？ｗ)、真実からすると、秋斗はせいぜい殺人未遂であって、光晴の死因は自殺。
それに当時小学生の秋斗は、年齢的に罪に問われることはないですしね。
まぁでも、このドラマで最後にカードが出ないと締まらないので、仕方がないですね。
どちらさま…そしてなぜここに…
とりあえず初めまして。
これはひどい・・。