松葉ぼたんはお寝坊さん
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/10/05 00:05:31
松葉ぼたんはお寝坊さん
少し冷やかになってきた
朝の空気をベッドにして
小さなかわいい花びらが眠っている
通勤者たちの足音がうるさいのか
いやいや片目を開けてしかめっ面をしている
松葉ぼたんはお寝坊さん
夏の終わりの精一杯の光の下で
蝶と遊ぶ事しか夢見ない
罪も汚れもない子供の寝顔
松葉ぼたんはお寝坊さん
またまた手抜き
これも二十歳頃に書いた詩です
駅へ行く道にある一軒の家の
脇に咲いていました
花ってモヤモヤしたり
傷付いた心を癒してくれます
ある種の不安、やるせなさもね・・・
罪も汚れもある自分との対比・・・
昔は純情?だったのかも
お久しぶりです
お元気ですか!
道端に・・・ちょうど塀と道路の境目に
いくつも咲いていました
色も数種類あり
小さくてかわいらしい花です
めでるなんて大それたことではなく
清涼剤的なものでしょうか?
二十歳頃に花を愛でることができるなんて
素晴らしいことです
松葉ぼたん?
さっそく調べてみます^^
半分眠ったままの頭で
満員電車で学校へ!
めげそう
なんて思いつつ道端の小さくてきれいな花が
目に留まりました
その後毎日横を通るのが楽しみに・・・
朝の目覚めのワンポイントになりました
今も松葉ぼたんを見ると
その頃を思い出します
朝に見ると
萎えた心を優しくフォローしてくれる
励ましの小さな花
そんな感じでしょうか
一番星を夕方見つけるように
可憐な花を朝に見つけるのもいい感じです
セカンドさんは若かりし頃からこの様な言葉を綴られていらっしゃったのですね。
>昔は純情?だったのかも
いえいえ、きっと今も変わりませんよ。
松葉ぼたんの愛らしさが引き立つ様々な表現
眠い目で「むー」等と唸っているかも知れません。
汚れなき、松葉ぼたんの可愛らしさが
十二分に表現されていらっしゃいます^^