Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタの日記 2009年7月7日(火)その4

7月7日(火) その4


箱根の続きです。

5日目、スイスの旅は終わっても、
富士山をまだ見ていないのだ。
箱根の旅は、まだ
終わっていなーい。                                               
と言うわけで、
連泊を決め込んで、旅行記最終日をむかえた。
最終日は、小田原から、
伊豆箱根バスの遊覧バスに乗りました。
コースは違えど、

行き着くところは、あいもかわらず、
大涌谷。
(元の名は、大地獄。明治天皇ご
 来訪の折り、大涌谷に変更)


「たまごばかり買ってられないなぁ。」 


それでも買うのがゴタぴょん。

なんで卵ばっかり、買うんだ? 
わからん。前世で、卵売りをやっていたんだろうな。
どこでだって?

 ミネソタだよ、ミネソタ。          

大涌谷の卵は、3000年前に吹き出した、
この大涌谷の酸性の湯につけて出来
た、黒ゆで卵である。酸のため、まっ黒け。
一つ食べると、寿命が7年延びる。
二つ 食べると、14年伸びる。
3つ食べると、死ぬまで生きるという、
無責任な卵である。

You can live 7 years longer by eating the
egg. And 14 years loner by eating two.
If you eat the three eggs, you
can live till die. 


風が前日よりも激しく、
よって、この日も、芦ノ湖の遊覧船は、欠航です。

「けっこう、けっこうが多いんだ。」  

こんなときは、ガイドさんに苦情をぶつけるのが、世の常。


「ガイドさん、きょうも、海賊船、欠航ですね。」                    
                                     
我らがガイド様、落ち着き払って、


「あら、私たち、乗るのは、海賊船じゃなくて、双胴船よ。」 


駒ヶ岳のロープウェイもストップです。                                                            
  「つまぁんない。」※                                                         
   「あーぁっ。」 
       
我らが乗客陣営は、弾幕攻撃。
しかし、何ですなぁ。
通訳ガイドだって、同じ攻撃に
さらされるんだろうね。

 「私のせいじゃないわよ。」

とは一切言わずに、同情し、
なぐさめ、ときに、頓知で切り抜ける。
こんなとき、五分咲きの笑みも通用しない。
笑ったりしたら、バナナの皮が飛んでくるぞ。

「みなさーん。ロープウェイは、だめなんですけど、
 水族館がありますわよ。
 ペンギンさんもいますし。」


「ペンギンなんか、私の携帯の壁紙でいつも、
 体操しているよ。」

とも言う気力も失せて、ぶらぶら水族館関東の人は、
魚の名前は、そこそこ英語で、
言えるようにご準備を!
 
ロープウェイが強風などで、止まると、
まず、間違いなく、
水族館を案内させられる。

箱根の関所に、外国人がいた。
はい、練習、練習。近づいていく私。
大名行列の
人形の前でイングリッシュ・レッスン。

Numbers consisting of the daimyou
procession varied according to how much
the Daimyo gained as stipend in rice
 under the daimyo control law. 

近づき方が、不自然だったので、逃げられた。

唯一、動いていたのは、ケーブルカー。
十国峠に登ります。頂上で、島倉千代子の
「十国峠の白い花」を歌うぞ。
(古い人間で、すみません。)

The Jukkoku Pass was named
after ten provinces that
can be seen at this
pass. The altitude is 774m.
A monument inscribed with a poem stands.
It is a
poem Minamoto no Sanetomo composed
on his way from pilgrimage made for
Hakone & Izu Incarnation.

(この峠から、十国が、見晴らせたので、
 その名が付けられました。
 高さ774m、石碑が、立てられています。
 源実朝が、権現巡りの折り、作った歌です。

 頂上は、風が激しく、うかうかしてると、
 眼鏡が吹っ飛んでしまいそうである。
 歌どころではない。
 歌うなら、石原裕次郎の

 「風速60m」

 しかない。

 「晴れてたら、この木の向こうに
  富士山が、見えるんですけど」

 売店のお姉さんが、説明してくれる。 
 我が divine sight(神聖なる視力)
  をもってしても見えなかった。

 There flies Mt.Fuji...Oh,it winked at me. 
(おお、富士山が、私に、ウインクを投げかけた。)


 こんなこと言ってたら、黄色い車
 が、むかえにきますので。

 傷心のうちに、バスに戻りました。
 バスは、熱海に行きました。寛一お宮の像を過ぎ、
 熱海駅で、我らの旅は終わりです。


 ⏁⏁⏁⏁

 また箱根に行きたいです。

  おしまい

  ゴタ




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