エイ！
- カテゴリ：日記
- 2019/09/11 02:56:41
ハマチが釣れているとの事で、今回は神戸空港の通称「ベランダ」へ釣行。
今回は親父も同行。
家をAM１：００頃に出発。
空港に着いたのは２時半過ぎ。
既にベランダには入る隙間も無いくらいに「人」だらけ。
丁度２人、帰る人と入れ替わって場所ゲット！
暗い時間帯はつい最近釣果情報があったタチウオ狙い。
仕掛けを投入するが、結構潮の流れが速くて、結構釣りにくい。
左隣はカップルが竿を出していたが、全く釣れてる気配すらない。
そのカップルの更に左隣で、時折魚を釣り上げた時の「ベタ！ベタ！」と尾鰭が地面を叩く音が聞こえる。
どうやらタチウオが釣れた模様。
釣り方を観察してみると、ワインド釣法でしかも超遠投。
ん～、相変わらずここの場所の釣り方って、イマイチ馴染めないと言うか俺には合わない。
そうこうしている内に高齢者夫婦が俺とカップルの「隙間」に「隣お邪魔します」と言って入って来た。
「アカン」とも言えず・・・「あ、はいどうぞ」と（泣
本当なら、「狭いから、仕掛けには気を付けて」と言いたいが、こっちから喧嘩売ってるみたいに取られても困るしなぁ・・・。
で、案の定。
そのじいさんの方は仕掛けの投入も真直ぐ飛ばせないわ、投入した仕掛けは俺の目の前を横切っても、回収すらしないわ・・・（汗
ま、どのみちタチウオは釣れる気配がないので、こっちから苦情を言うのも面倒だし。
時間だけが過ぎて行く中、突然親父が「お！ワシのウキが消えてる！」と。
喜んでリールを巻き上げると・・・
いつもなら鉛筆か筆くらいの太さのアナゴだが、今回はウナギ並みに太くて大きいアナゴが！
これで少し親父のテンションもUP（笑
遂に東の空が明るくなり始め、そろそろ青物の時合い到来か？とばかりに
周囲も太刀魚の仕掛けから今度は青物の仕掛けへと変更したり、ジギングを開始。
俺も今回の本命は青物なので、さっさと新調したロッドにこれまたジギング用に調達し、１年間使わず保管しておいた新品のリールをセット！
３０ｇのメタルジグを試しにキャスト～～～～！
１投目で思った。
やっぱ折れたロッドよりも硬いの買って正解かも。
ただ難点は、長時間このロッドをシャクリ倒すのは腕力が必要な事と、手首が・・・（汗
メタルジグはストレスなく遠投が出来るが、周囲も全く釣れてる気配がない。
そこで今度はメタルバイブレーションにチェンジ。
メタルジグに比べてキャストの際に空気抵抗があるで飛距離は落ちるが
釣り方としては俺向きなルアーなので、ひたすらメタルバイブをキャスト。
そろそろ釣れない時間ばかり過ぎて気分もダレて来た頃・・・。
「ガツン！」とロッドにアタリが！
よっしゃ～！ついにハマチが来たーーーー！
と思った途端、リールのドラグが鳴り、ラインがドンドンと出て行く。
もしかしてブリくらすの大物か？？？？！！！！
このままではラインが出る一方なので、ドラグを締め込むが・・・
ジリジリとラインは出て行く一方。
遂には右に走り始めたので、魚に引っ張られながら隣近所の人に
「すいません、ごめんなさい」の連呼で、場所を空けてもらう始末。
近所の人々も一体どんな大物なのかと興味深々で、どんなルアーを使ってるのか？とか聞いてくるが、俺は悠長に話してる余裕がない（笑
どうにかこうにか岸から１０ｍ位まで引き寄せて来た時！
目の前で座布団よりも大きなエイが「ザッパ～ン！」とジャンプ。
・・・・。
ブリではなく、エイなのかぁぁぁぁぁぁ（泣
周囲も期待の青物ではなく巨大なエイだと分かると、一安心の模様。
（釣り人って他人が大物釣るより、自分が釣りたいからね）
で、やっと取り込めると思った瞬間、今度は左へ走り出した。
また「すいません、ごめんなさい」を連呼しながらベランダの左端付近まで大移動。
ロッドを立ててロッドのパワーで引き寄せようとするが、その前にラインが出て行ってしまう。
リールを巻こうにも、ハンドルが動かない。
ジギングにはハイギアなリールが定番だけど、大物が掛かるとやっぱりローギアの方が釣りやすいと思うのだが・・・。
てか、エイってゆったりと泳ぐイメージなのだが、こいつ。。。
どんだけ走るねん！
何とか耐えてまた引き寄せ始めた途端、再度右へ走り始めた。
またもや「すいません、ごめんなさい」の連呼で右へ・・・
がしかし、今度は見るからに素人の３人組が居て・・・。
案の定仕掛けが絡まった＠＠；
魚を走らせた俺に非があるが、周囲の状況や自分の仕掛けの位置くらいは把握しておくれよ（泣
しかもそんなに複雑に絡まってないのに、解くのが下手くそ・・・・。
結局、ライントラブルを直してる間に、残念ながらラインブレイク！
ロッドを保持してた左腕は既にパンパン。
ラインブレイクと共に一気に疲れが押し寄せて来た。
リールを巻いてラインを確認すると、てっきりリーダー部分が切れたのかと思ってたら、道糸のPEライン２号の部分が切れていた。
PE２号で約３０lbだから１３キロ程度の強度があるはず。
それがプッツリと切られるって、エイってどんだけパワーあるの＠＠；
疲れて新たにリーダーを結ぶのすらヘロヘロなので、先に周囲へ
「先程は邪魔してごめんなさい」の挨拶回りへ。
時間にして１５分か２０分位だったが、マジで腕が疲れた・・・。
てか、魚にパワー負けしたのって今回が初めてかも。
リールも４０００番から５０００番へ変更ってもアリかもだが
普段からブリクラスの大物狙いをしているならそれも手かも知れないが・・・。
ジギング自体、タチウオ釣りの合間にしかしないしなぁ。
ハマチかメジロクラスなら今のタックルで通用するけど。
てか、次回から青物専門で行くなら、ロッドもコルトスナイパーの出番だな。
エイなんてとても捌けませんよ～＠＠；
それに食べ方も知りません・・・。
もし釣り上げたとして、現地である程度捌く？切り刻む？なりしても
持参したクーラーボックスには全部入りきらないです（笑
それにアンモニア臭もどのくらいの時間まで大丈夫なのかも謎ですし・・・。
っていうか、釣り場に巡回に来てる釣り道具屋の釣果情報のネタになっちゃいますね～。
そうそう、仰る様に周りが釣れている状況だったら、絶対に喧嘩になってました（汗
この日に限って、ここの釣果って全体的に不漁だったのが幸いでした。
もしエイが釣れていたら捌けました？それが気になっていました（笑）
座布団より大きかったそうだから、持ち帰るのも、台所で捌くのも大変そうだなーと。
たしか時間が経つとアンモニア臭も強くなるんじゃなかったでしたっけ？
で、これで周りもバンバン釣れている状況だったら、ちょっと喧嘩になりそうなシチュエーションで読んでいて冷や冷やしました。
穏便に過ごせたようで何よりです。
渡船で沖の防波堤に渡れば、青物（しかもサイズも大幅にアップ）が狙えますよ～。
わたし一人での釣行だったら、沖の防波堤なり行っちゃうのですが
何せ親父は歳のせいか、「楽」に釣りたいそうで、今回の神戸空港でも駐車場から少し歩かないとダメなのですが、それも面倒らしく（汗
わたしが小さい頃は、渡船で沖の防波堤にも何度も一緒に通ったもんです（笑
そうそう、全長3キロもある沖の防波堤も、シーズンの土日ともなると渡船屋が入場制限を掛けちゃうくらいに大盛況なんですよ（汗
でもまぁ、わたしの休日は主に月曜なので、大混雑とは無縁ですけど＾＾
人が大勢いると賑やかですが、時にはストレスにもなっちゃいます。
皆が皆、マナーが良い訳でもないので・・・。
本文でも触れましたが、隣の仕掛けと絡まったりとか、常連が狭い場所でもグイグイと割り込んで来たり。
わたしはまだ目撃や体験はございませんが、釣り人同士で喧嘩もあるようですよ。
楽しい趣味の世界は、皆で譲り合って楽しくエンジョイしたいもんですね。
混んでると根がかりよりいやだよね
右へ左へすいません、すいません。何が釣れるんだ？とおののく人々。
専門的なことはわかりませんが、目に浮かぶようでした。