ゴタの日記 2019年8月31日 (土)
- カテゴリ:日記
- 2019/08/31 14:35:36
8月31日 (土)
ブッダの在世の時代の教団を小乗仏教の流れとすると、
ブッダ滅後、ストゥーパが建てられたころに発生したストゥーパ管理団体、
それと仏伝文学がジョイントし、新しい菩薩仏教の流れは大乗仏教と呼ばれる。
大乗仏教は、ストゥーパ巡礼の人たちを受け入れるための信仰の在り方を
菩薩という形で提供した。
そして、それに見合う様々な経典が編まれた。
多くの簿雑、多くの如来が誕生した。
小乗仏教は、悟りを得るための修業の仏教であるのに対し、
大乗仏教は、悟りは、来世でいいから、今生は、在家のままの信仰で
清らかな行を積もうと言うもの。
だから、人によっては、大乗は非ブッダ説じゃないのか?と反問する。
いや、そもそも、ブッダ入滅から、2500年も経った今となっては
その小乗仏教だって、ブッダの教えたものかどうかは、
もうわからなくなってしまっている。
ブッダの教えを仮に、「ブッダのことば」(岩波文庫)
だとしたら、その教えのあらましははこなる。
この世もあの世も捨てる。つまり、この世での快楽も望まず、
また死後の世界の善処にもこだわらない。
淡々として生きる、という感じだ。
ブッダ在世の頃は、お金を所持することさえ禁じられた。
それを知っていながら、さっき、BIGの宝くじを買ってきたゴタは
どう考えても、仏道修行からは、ほど遠い。
しかし、友よ。安心したまえ。テーリーガーターという仏教の教えでは
このように説いている。
箇条書きにしてみる。
心はとらえがたい。心を制したら、安楽を得る。
心は、狂った造のように扱いにくい。
象の調教師が象を上手に操るように、心を制して静かに瞑想する。
まあこういうことだから、象を調教するように、
飴と鞭で心を律するため、がんばったら、自分にご褒美を与える。
それが300円で買える700000000円の宝くじなんだよ~。
さっき買って来たんだ。きょうの午前中までだからね。
当たるといいね。当たるとも。