[SI186]科捜研の女/ストロベリーナイトＳ
- カテゴリ：テレビ
- 2019/06/07 22:23:08
科捜研の女 File.8「パンダの中の真実」 テレビ朝日 木曜夜８時～
今回は前回の続きで、強盗に入り、少女を誘拐した青年が殺された事件の顛末が描かれました。
やはり事件にはまだまだ裏が隠されていましたね。
実は前回の最後に殺された新浜と、彼が強盗に入った経営コンサルタント会社の顧問税理士の結城、そして強盗後奪ったタクシーの運転手・永井の３人はグルだったのです。
３人は同郷で、和歌山県警の熊谷も中学生の頃短期間その町に住んでいたことが分かりました。
３人は、子供の頃恩を受けた食堂を経営する夫婦が心中してしまった原因を探り、衆議院議員の飛内文枝とその頃所轄署の署長だった現和歌山県警の副本部長・梅木にたどりつき、彼らに復讐をしようとしていたのです。
しかし３人の存在を察知した文枝と梅木は、今は結城が関わっていた経営コンサルの社長となっている元闇金の金子を使い、３人を次々と始末しようとしたのです。
結局新浜だけでなく、永井もその犠牲となってしまいました。
生き残った結城は、故郷の町で開催される文枝と梅木が参加するイベントで、爆弾により２人を殺そうとしていたのです。
爆弾は彼らが鏡開きすることになっていた酒樽に入っていましたが、起爆がリモコンによるものだったので、電波を遮断することで事なきを得ました。
やはり爆弾にはリモコンだけでなく、時限装置もつけておかなきゃねｗ
今回は、畳み掛けるようなめまぐるしい展開、意外だけど納得できる真実、そして手に汗握るピンチの瞬間など、警察ドラマではおなじみの要素がぎっしり詰め込まれた、力作だったと思います。
さす戸田。
ただいくつか疑問があって、まず追われている新浜が、ＵＳＢメモリを持って逃げてましたが、永井に渡した方がよかったのでは…？
あと、３人は揉み消されることを恐れていましたが、今は個人がネットで簡単に情報を発信できる時代ですので、クラウドにアップするとか、ネットで公開するとか、いろいろ手段はあったはずです。
少なくともＵＳＢメモリにしか入っていない状態で、それを持って逃げるのよりはマシかと。
本部長の孫が欲しがっているというリュックを、呂太がお土産に買っていたのは意外でしたねｗ
本部長、マリコが管轄外の他県で捜査できるよう計らってあげたのに、まったく空気を読まずにすげなく断ったのは、マリコらしいというか何というかｗ
呂太も大抵ＫＹ(これ懐かしい)なので、亜美ちゃんだったら納得できたんですけどねｗ
ストロベリーナイト・サーガ 第９話 フジテレビ 木曜夜１０時～
今回は、前半がエピソード「インビジブルレイン」の結末、後半がエピソード「アンダーカヴァー」でした。
前半、柳井健斗に関わる一連の殺人事件について、和田捜査一課長が真相を公表したため、冤罪事件を隠蔽した責任を取る形で大幅な降格人事が行われ、姫川班も解体、全員が別々の所轄署にちりぢりになってしまった様子が描かれました。
和田は体面ばかり気にする長岡刑事部長との心中を図ったようですね。
ですが人間地位を得ると変わってしまう人も多く、次に刑事部長になる人が、うまく刑事部を動かしてくれる人とは限らないと思うんですけどね。
そしてやっぱり菊田の思いは届かないｗ
後半は本当に短編で、今までのエピソードとは違う、シャープでコミカルな構成でしたね。
姫川が調べている事件が、捜査二課が調べている事件と関わってくるという話で、捜査二課の刑事として、石井正則演じる土井が登場。
石井が出てくると、彼独特の雰囲気のせいか、いい意味でライトになりますよね。
全然人を信じない詐欺師の吉田と、姫川は取調べで堂々と対峙します。
「右では殴らない」ほどはスッキリしませんでしたが、最後の「ごはんじゃなくてパンだ」オチは、最後をソフトに〆る効果があって、とってもよかったです。
いつも長く複雑になりがちなこのドラマですが、こういうショートストーリーもなかなかいいですな。
二階堂の魅力も存分に出ていたと思います。
菊田ェ…
最近加齢のせいなのか不摂生でもしてるのか、ちょっと太ってきてる気がします。