Nicotto Town


シン・ドラマ汁


[SI185]特捜9

特捜9 season2 第8話「食べさせる女の殺意」テレビ朝日 水曜夜9時~
今回は、三原刑事部長の大学時代の友人で、AI開発企業の社長・田嶋が、自社のプールで溺死した事件でした。
当初心臓発作による事故と思われましたが、田嶋に甲殻類アレルギーがあることや、溺れる直前何者かに助けを求めるようなしぐさをしていたことなどから、事件性も疑われました。
刑事ドラマの被害者のアレルギー保有率が高すぎる…。
容疑者は女性ばかりで、元妻で系列のクッキングスクールの経営者・江守美佐、広報で田嶋の恋人だった北村萌香、商品開発部の早乙女凛、病院で言い争いをしていた看護師の曽我景子、あと名前失念しましたが秘書の女性の5人。
プールには自社が開発したものの製造販売が中止になった、独居老人向けのAIを搭載した小型ロボットが置いてあり、助けてとか救急車を呼んでなどの言葉に反応して、119番通報する機能が備わっていたのに、田嶋の言葉に反応しませんでした。
そのロボットは以前曽我景子の祖母の家に置いてあったものでしたが、その祖母がなんでもないことですぐに119番通報してしまうという苦情がきていたため、田嶋の命令を受けた早乙女凛がメンテと称して景子や祖母に無断で通報機能をオフにしていたのです。
その後祖母は本当に発作を起こしましたが、通報できずに死んでしまい、景子はそれで田嶋を恨んでいたというわけです。
そのロボットは凛が回収したのですが、プールに置いてあったものとすりかえられていました。
そのすりかえた人物が犯人だったわけですが、なんかこのへんまで見て、どうでもよくなったw
田嶋の本当の顔は、表向きと違いかなりあくどくて、金のためなら信頼を簡単に裏切る、部下を奴隷のように扱うなど、殺されても同情に値しない人物であると同時に、その後あまりスッキリした展開が見込めない気がしていたからです。
終わってみれば予感通り、今までほとんど疑われてなかった真犯人、解決編でいきなり出てくる動機、まったく心にしみない浅輪の犯人に対する叱責など、漫然と終わってしまった感じでした。
ミステリーには、大まかに事件のプロットそのもので魅せるタイプと、人物の掘り下げ方で魅せるタイプがあると思うのですが、今回はそのどちらとも満たしてなかったのではないかと思います。

アバター
2019/06/10 22:02
この枠の刑事物は脚本持ち回りが基本なので、出来の差が結構激しいですよね。
アバター
2019/06/06 23:54
確かに途中でどうでもよくなりましたね( ̄m ̄〃)ぷぷっ!



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.