Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


砂時計


雨がさらさらと落ちてくる
まるで砂時計の砂のように
そのうちに肩も髪もしっぽりと濡れて
傘もささずにあなたを探す
でもあなたはここにはいない


寒さを避けるようにして
コーヒーショップに逃れこむ
窓際の席に座ると
あなたと過ごした最後の時間が浮かんでくる
そう 別れの会話が聞こえる


あなたも私も何も言えなかった
いつの間にかこんなことになって
どちらかが悪いわけじゃない
時の流れがピリオドを打っただけ
あなたの胸にも 私の胸にも


愛していた
愛されていると思っていた
言わなくても分かと思っていた
でもそうじゃない
言葉にしないとするりと抜ける


拾い損ねたのね あなたの愛を
私も捧げることができなかった
もういい
一つ悲しみを摘んで
一つ大人になった


どこへ歩いて行こう
今の私にはどこも見えないけど
あなたの影にはついてはいけないけど
やり直せないと知ってるから
愛をポケットに入れたままで












アバター
2019/06/05 12:52
セカンドさん
やりきれない愛が
さらさらと落ちていく

すくいとめようとしても
指の間から抜けていく

素敵な歌ですね。
アバター
2019/06/04 13:21
粉々に砕け散った愛が
ガラスの中を落ちていく・・・

「大橋純子」さんの「砂時計」って曲があるけど
なかなかいい感じです




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