Dグレのキャラで物語作ってみた 02 1/2
- カテゴリ:日記
- 2009/10/08 10:26:35
エピソード1
向かった先は古びたバー。
そこは私のような、闇を背負った者達が集う場所。
まずは今回のターゲットについて、色々と聞き出さなければならない。
それにはこのような場所がうってつけなのだ。
ギイ、と重たい扉を押す。
中に足を踏み入れば、途端、ゆったりとしたクラシックに身を包まれた。
ごった返した人を縫って歩いていると、不意に声をかけられた。
「やあ、姫」
ちらっと見れば、どこかのファミリーの男。いつか銃を向けあったような、ない
ような。
S級に昇格した今、私の知名度は多少なりとも上がった訳で。
それをきっかけにあちこちから私を呼ぶ声があがった。
「こっちで飲みなよ」
「奢るよ」
私は軽く会釈をして、カウンターに腰を下ろした。
そうやって周りと親交を深めるのも手だが、奴らの目的はきっと私の首。それか
地位。
何れにしても、私には更々殺される気なんて無かったけれど。
椅子は高く、私の背では床に足がつかない。
私が足をブラブラと揺らしていたら、カラン、と氷の揺れる音がして、目の前に
オレンジジュースが差し出された。
この店のマスターだ。
私が顔をあげばにこり、と笑い、今晩は、と頭を下げた。私も挨拶を返す。
挨拶はしなさい、と千年公はよく言うからだ。
「あちらのお客様からだよ、よかったね、姫ちゃん」
彼は笑ったままそう言って、私より遠く離れた所に座る赤い髪の男を差した。
男は細身で、長い足を見せ付けるかのように組んでいる。
そして私を見てへらっ、と笑った。
脱力系である。
私は早速情報収集を開始する為、御礼がてら、男の方へ向かった。
「今晩は、眼帯さん」
口元に笑みを浮かべ、私は男の横に座った。ふわ、と彼の香水が鼻を擽る。




























次読むなー^^