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シン・ドラマ汁


[SI174]大富豪同心/やじ×きた

大富豪同心 第2回「鬼姫の初恋!」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回は、さる大名家の剣術指南役を賭けた試合を控えた道場主が、家宝の銘刀・豊後行平を盗まれてしまうというお話でした。
その道場主は、前回ちらっと出てきた男装の女剣士・美鈴の父の、溝口左門という浪人。
その弟子に大名の三男坊で、卯之吉の悪友でもある梅本源之丞がいたせいで、卯之吉は先輩同心たちから事件の捜査を任されてしまいます。
溝口が剣術指南となった暁には、大名に豊後行平を見せるという約束をしていたので、溝口は悲観して切腹しようとしますが、卯之吉はたまたま祖父の徳右衛門が借金のかたに預かっている、別の豊後行平を借り受け、溝口に貸すことにします。
徳右衛門は卯之吉を鍛えようと同心にしたのに、その実目に入れても痛くないくらい可愛いんですねw
そしたら実はその豊後行平こそ、溝口が仕えようとしている大名家の持ち物で、上様から拝領したのに借金のかたに取られてしまい、今度上様に見せないといけないのに徳右衛門が返そうとしないので、別の豊後行平を用意しようと、溝口を剣術指南にしようとしていたのです。
そして、その藩の現剣術指南の男、つまり溝口の試合相手が、溝口の豊後行平を盗んだ犯人でした。
試合では見事溝口が勝利、刀泥棒も捕まえることができましたが、ここでこの話は終わらなかった。
借財がかさむ大名家のため、現在高騰している紙の原料である楮を藩で作ることを推奨するという条件で、豊後行平を返すことにしたのです。
そして今回少しオマケがついてきました。
美鈴が勘違いを重ねた挙句、卯之吉に惚れてしまったようなのですw
このドラマはどうやら、卯之吉の富豪らしい捜査を楽しむというよりも、周囲の人たちの勘違いを楽しむドラマのようです。
前回よりもちょっと面白かったです。



やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛 BSテレ東 土曜夜9時~
 第七話「恐怖の幽霊旅籠!」(浜松)
今回は、喜多が道中知り合った、怪談芝居専門の幽霊役者のために、昔乗っ取られた旅籠の主人とその甥の腐れ役人に復讐をするというお話でした。
浜松でしたがはまぐりの貝がらが出てきたこと以外、あまり浜松っぽくなかったですねw
セミの声をやたら嫌がる弥次と分かれた喜多は、雨宿りのために入ったお堂で3人の幽霊役者と知り合い、そのうち座頭のお幽に惚れてしまいます。
聞けばお幽は元々浜松の丸吉屋という旅籠の娘だったのですが、番頭の杉右衛門とその甥の佐野五郎左という役人が手を組み、両親は無実の罪でしょっぴかれ、番頭は旅籠を乗っ取りお幽を旅の一座に売り飛ばし、佐野は両親を牢の中で死に追いやったというのです。
喜多はこの3人の芸を利用して、旅籠の客を幽霊で脅かし、杉右衛門が参ったところで真実を白状させようという、なんというか荒っぽい計画を立てましたw
まあ喜多だし仕方ない。
一方の弥次は、浜松で知り合った夜鷹の女に、丸吉屋に幽霊が出るという噂があるので、自分たちが幽霊になって客を脅し、金品を奪い取ろうと誘われました。
盗みはよくないと弥次は一度断りますが、どうやらその夜鷹に幽霊をやらせ、自分が山伏になって幽霊を追い出すと言い、丸吉屋から金をせしめようとしたようです。
このへんでおかしいって思いましたけどね。
なんですでに幽霊が出ることになってんだって。
そしたら、実はお幽の両親の幽霊が、毎日のように杉右衛門の枕に立っていたのです!
しかし杉右衛門は眠りが深く、一度も気づいたことはありませんでしたw
計画を実行した喜多たちは、幽霊を確かめてやるという佐野の罠にハマり、あわや斬られそうになってしまいますが、そこに本物登場。
なし崩し的に杉右衛門がすべてを白状するのですが、それだけで番屋に突き出せるものなんですかねw
しかも実はお幽たち3人の幽霊役者も、実は本当に幽霊だったというオチまでついてました。
これは余計だったんじゃないかなーと思いますけどね。
お幽たちは生きていた方が、私的には好みの筋だったかな。
お幽に惚れていた喜多に肩透かしを食らわすのに、ちょうどよかったのかもしれませんけどね。




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