上皇后 美智子さまのお言葉
- カテゴリ:日記
- 2019/05/01 05:55:29
《この世に悲しみを負って生きている人がどれ程多く、その人たちにとり、死者は別れた後も長く共に生きる人々であることを、改めて深く考えさせられた1年でした》(平成27年お誕生日)
皇后陛下が81歳のお誕生日を迎えられたときに国民に向けられた、このお言葉はいまでも心に残っています。戦後70年にあたるこの年、皇后陛下は天皇陛下と共にパラオ・ペリリュー島を戦没者慰霊のために訪問されました。同年に起きた茨城県常総市の豪雨災害や、発生から4年経った東日本大震災にも触れつつ、戦争や災害の犠牲者及びその遺族を念頭に、こう語られたのです。
一般に人が亡くなると、遺族へのお悔やみは「故人は天国から見守られていることでしょう」などと励ます言葉を使うものです。
ところが皇后陛下は“死者”を“人々”と表現された。魂でも御霊でもなく、心の中に生きている人々。確かに、悲しみを背負う遺族の心の中では、死者は共に歩む人々のように感じます。死者は過去ではなく、一緒に生きる存在なのだ──皇后陛下ご自身も、そんな遺族の気持ちに寄り添いたい、という意味を込められたのではないでしょうか。
このお言葉には、慈しみとともに文学的表現の世界を感じました。まさに究極の慰霊の気持ちを表されたと思います。
皇后陛下が81歳のお誕生日を迎えられたときに国民に向けられた、このお言葉はいまでも心に残っています。戦後70年にあたるこの年、皇后陛下は天皇陛下と共にパラオ・ペリリュー島を戦没者慰霊のために訪問されました。同年に起きた茨城県常総市の豪雨災害や、発生から4年経った東日本大震災にも触れつつ、戦争や災害の犠牲者及びその遺族を念頭に、こう語られたのです。
一般に人が亡くなると、遺族へのお悔やみは「故人は天国から見守られていることでしょう」などと励ます言葉を使うものです。
ところが皇后陛下は“死者”を“人々”と表現された。魂でも御霊でもなく、心の中に生きている人々。確かに、悲しみを背負う遺族の心の中では、死者は共に歩む人々のように感じます。死者は過去ではなく、一緒に生きる存在なのだ──皇后陛下ご自身も、そんな遺族の気持ちに寄り添いたい、という意味を込められたのではないでしょうか。
このお言葉には、慈しみとともに文学的表現の世界を感じました。まさに究極の慰霊の気持ちを表されたと思います。
“死者”を“人々”と表現された皇后陛下の遺族へのお気持ち ~News ポストセブン~ より
https://www.news-postseven.com/archives/20180919_752536.html
この記事に触れ、感動しました。きっと、上皇 明仁さまも、同じ想いなのでしょう。皆さんにも、共有したく、アップしました。
(。・ω・)(。-ω-)ぅんぅん・・
亡くなってはいても・・心の中でいつまでも生き続けていくものだと思います・・。
天皇も・・その思いでいてくれると良い(○ゝω・)b⌒☆NE!
戦争を知らない世代ですから・・。
心の中に生きているのです。このお言葉よくわかります。一緒にいるのですから忘れるはずがありません。
皇后陛下のお言葉は、お葬式は生きている人のための儀式って言い伝えに乗ってはいても、遺族にやさしい言葉だと思います。