会社では色んなことを組織で決めなきゃなのはわかる。トラブルにならない様に気をつけなきゃってのもわかる。

とあるプロジェクトのこぼれ話。
そのプロジェクトは実務に詳しいメンバーで構成されてて、ワーキングチームの決定（組織への提案）事項も理にかなってよく出来てるそう。
でもその提案を承認するプロジェクトリーダーの一人が自分の部署に利益がないと認めない人らしく、色々と変な理屈で難癖をつけてくるそう。


例えば、「その意見は前々から自分が言っていたが無視されていた！なぜ今更採用するのか？」
とか。

例えば 大風を吹かせてしまうと桶屋が儲かってしまうじゃないか！誰が責任を取るんだ！的な荒唐無稽な事も言うらしい。


あのね。部長のあなたの意見が採用されなかったのだとしたら提案の仕方、タイミング、事前準備とか何かがダメだったのか、そもそも伝わってなかったかじゃないかしら？役職貰ってるくせにそんな事も自戒できないのかしら？

風が吹いて人の目に埃が入る確率は？その埃で失明する確率は？失明した人が三味線を習う確率は？三味線を作るのに猫の皮が使われる確率は？その猫がネズミを退治する量は？そもそもネズミが桶をかじる量は？もはや小数第何位かわからない確率計算。もう屁理屈の領域。
流石に他のリーダーの方は そんな確証性バイアスや一貫性バイアスにはかからないらしく
「まぁ、まぁ」となだめながら事を進めてるらしい。

側で聞いてても はぁ・・・って思うほど幼稚なやりとりでプロジェクトメンバーの士気が下がりそうなのを何とか維持してるワーキングチームリーダー。スゴイなー。