ゴタぴょんの日記 2019年 4月3日(水)2
- カテゴリ:日記
- 2019/04/15 20:21:06
4月3日(水)2
【嵐山】
渡月橋に向かいます。
橋の下に降りて、お写真タイム。
ここの観光スポット、見どころは「渡月橋」。
ただし、道昌が9世紀に建てた橋ではありません。
その後、角倉了以が、1605年に幕府の許しを得て
架橋を着工した。
そして現在の橋は、昭和9年(1934年)に
コンクリート工事で架け替えられました。
「どこが面白いんだか。」
と思えるような、何でもない橋なのですが、
橋の上は、人でいっぱい。
亀山天皇が、「月が渡る」ようだと言ったとか、言わなかったとか。
ゴタが言うのですが、「人がわんさか渡る・・というか集まる」
そういう橋じゃな。
「渡人橋」でっせ。
その昔、小督(こごう)の局(つぼね)という琴の名手がいたそうな。
そのお局さんは、高倉天皇の愛人でした。
高倉天皇の奥さんは、建礼門院徳子、つまり平清盛の娘。
なので、平清盛は、義理の息子、高倉天皇に文句を言った。
「こら、うちの娘を裏切るな。さっさと、小督の局と別れろ。アホ」
みたいなことを言ったんだよ、きっと。
そして、平清盛は、小督の局を宮中から追い出した。
小督局は、この嵯峨の地に身を隠して、ひっそり暮らしました。
高倉天皇は、人を使って(源仲国という腹心の部下)、この渡月橋あたりに、
小督の局を探しに行かせました。
そしたら、どこからともなく琴の調べが流れてきます。
その音楽は、「想夫恋」
結婚はしていないので、夫じゃないけど、日本語では、愛する男を夫と
言ったので、「想夫恋」とは、「あの人、どうしてんだろ」という意味です。
そういう音楽が流れてきた。そして、音を頼りに、行ってみると、
小督の局がいたのです。
国仲: もし、そなたは、小督の局じゃありませぬか?
小督: へえ、わてが小督どす。
国仲: 高倉天皇さんが、さびしがっておりまっせ。
宮中に、お戻りやすな。
小督: そら、でけしまへん。清盛はんに
しかられますよって。
それでも国仲がしつこく説得し、都へもどって行った。
清盛さんに内緒で、高倉天皇と夜ごと密会を続けることに。
が、うそはいつまでもつづきません。
ある日、清盛に知れて、小督の局は、出家させられます。
清盛 : お前なんざ、宮中にはおけぬ。頭剃って、出家しなはれ。
小督 : いやん。
でも、みなさん、人に、いいことでも、悪いことでも
施せば、必ず、自分の身の上に帰ってきますで。
清盛の娘、徳子は、やはり29歳の若さで落飾しましたし。
という悲しい物語があるこの一角が、渡月橋。
渡月橋に向かいます。
橋の下に降りて、お写真タイム。
ここの観光スポット、見どころは「渡月橋」。
ただし、道昌が9世紀に建てた橋ではありません。
その後、角倉了以が、1605年に幕府の許しを得て
架橋を着工した。
そして現在の橋は、昭和9年(1934年)に
コンクリート工事で架け替えられました。
「どこが面白いんだか。」
と思えるような、何でもない橋なのですが、
橋の上は、人でいっぱい。
亀山天皇が、「月が渡る」ようだと言ったとか、言わなかったとか。
ゴタが言うのですが、「人がわんさか渡る・・というか集まる」
そういう橋じゃな。
「渡人橋」でっせ。
その昔、小督(こごう)の局(つぼね)という琴の名手がいたそうな。
そのお局さんは、高倉天皇の愛人でした。
高倉天皇の奥さんは、建礼門院徳子、つまり平清盛の娘。
なので、平清盛は、義理の息子、高倉天皇に文句を言った。
「こら、うちの娘を裏切るな。さっさと、小督の局と別れろ。アホ」
みたいなことを言ったんだよ、きっと。
そして、平清盛は、小督の局を宮中から追い出した。
小督局は、この嵯峨の地に身を隠して、ひっそり暮らしました。
高倉天皇は、人を使って(源仲国という腹心の部下)、この渡月橋あたりに、
小督の局を探しに行かせました。
そしたら、どこからともなく琴の調べが流れてきます。
その音楽は、「想夫恋」
結婚はしていないので、夫じゃないけど、日本語では、愛する男を夫と
言ったので、「想夫恋」とは、「あの人、どうしてんだろ」という意味です。
そういう音楽が流れてきた。そして、音を頼りに、行ってみると、
小督の局がいたのです。
国仲: もし、そなたは、小督の局じゃありませぬか?
小督: へえ、わてが小督どす。
国仲: 高倉天皇さんが、さびしがっておりまっせ。
宮中に、お戻りやすな。
小督: そら、でけしまへん。清盛はんに
しかられますよって。
それでも国仲がしつこく説得し、都へもどって行った。
清盛さんに内緒で、高倉天皇と夜ごと密会を続けることに。
が、うそはいつまでもつづきません。
ある日、清盛に知れて、小督の局は、出家させられます。
清盛 : お前なんざ、宮中にはおけぬ。頭剃って、出家しなはれ。
小督 : いやん。
でも、みなさん、人に、いいことでも、悪いことでも
施せば、必ず、自分の身の上に帰ってきますで。
清盛の娘、徳子は、やはり29歳の若さで落飾しましたし。
という悲しい物語があるこの一角が、渡月橋。
つづく