ほっかいどいんこ 初めてのいんこの名前
- カテゴリ:その他
- 2019/03/19 12:44:17
いんこの代表的な名前を無意識に付けてしまう。
ピコちゃん、ピーちゃん、ピースケ等々...
心当たりがあって「うっ」とうめいている方が多いのではないだろうか?
何も超能力でわかっちゃったわけではない。これは
心理学の問題なのだ(笑)。
飼い主さんにとって 初めてのいんこ、である。
いんこを飼いたい、とずーっと憧れていたにしろ、
何かの拍子につい連れて帰ってきたにしろ、今まで
の生活に存在しなかった「鳥」が 自分の横に存在
しておるのだ。
「鳥だぁ。いんこだぁ。ほんとに鳥だよぉぉぉ!」
視覚と聴覚と触覚で鳥を実感し、頭のなかは まさ
に「鳥まみれ」の状態なんである。
が。感慨にふけってる暇はない。雛であるケースが
多いので、腹が減ったとばかり ビースカピースカ
ばたついておるのである。
初めての鳥である。何をどーしたらいいのか、よく
わからない。とりあえず え、えさかっ?
いっしょに買ってきたえさを あわてて 暖めて わ
めき続ける雛に与えねばならんのだ。
えさの暖め方は これでいいのか?ちゃんと 食べ
てくれるのか?頭の中は不安でパニックである。
尋ねてわかる人は横にはいない。いるのは ばっく
り口を開けた雛のみである。
「ピーちゃん 食べて、頼むっ!」
祈るような気持ちでえさを差し出すと 雛が待って
ましたとばかり バクバクえさに食らいつく。
「ピーちゃん...」
感動の瞬間、である。が、次の瞬間 雛の のどに餌
がつまって ウッとなる。
「ピツ、ピーちゃんっっ!?」
汗がふきだす、どーしよう!? と。雛、えさを自
力でのみこんだ。羽をブルンと震わせ 体制を立直
すと、また えさに元気に食らいつき始めた。
「ピーちゃん、よかった~~(T_T)」
からだじゅうの緊張が一挙にとける思い、である。
初めてのいんこと 飼い主さんの心がつながる感動
の瞬間、である。
お気づきになったと思うが この時点で雛は すでに
ピーちゃん、になってしまっておるのだ。
無意識に、である。おそらく雛を店から連れ帰る道
中、名前はどうしようかな~?と考えていたハズな
のに、だ。
要するに、目の前の雛に対処するので 精一杯で名
前を考える余裕など ぶっとんでしまうんである。
不安と緊張状態の中 雛に差し餌をし、ついにちゃ
んと食べてくれた喜びをかみしめるというジェット
コースターな精神状態のなか 代表的な鳥の名前が
思わず知らず口をついて出てしまうのは 非常にう
なずける話である。
そして。かくのごとき精神状態で名付けた名前を
ふと気づいて変更しようと思っても 時既に遅し
、である(笑)。今や すっかり心の通じあった雛
とは 「ピーちゃん!」「ピッピッ」の関係なのだ。
ピーちゃんは どうしたってピーちゃん以外考えら
れいんである。
ちなみに うちにきた初めてのいんこは 雛ではなか
ったが 「ピコちゃん」という それはそれは かわ
いいメスのセキセイインコであった(笑)。
移転先は「ニコッとタウン」です(^^;
若いいんこ好き世代の活躍を見るにつけ、自分の文章は仕事終了
したかなとも思います。
ニコッとタウンから外に出る時は、リノベーションした文章で、時代にあった
ものでないと受け入れられないと思っています