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[SI150]刑事ゼロ

刑事ゼロ 第9話 テレビ朝日 木曜夜8時~
最終章の前編である今回は、時矢が記憶を失うきっかけとなり、今は拘置所に入っている連続殺人犯・能見の手口とそっくりな殺人事件が起きるという事件でした。
能見が起こした事件は、過去に殺人等の重大犯罪に関わりながらも罰を受けることなく、のうのうと社会生活を送っている人物を殺害、現場をタロットカードの図柄に見立てるというもの。
分かっている限り、能見はその手口で3件の殺人を犯しましたが、現在は拘置所内で裁判を待っている状態なので、犯行はおろか外部との連絡も取れないという状態で、4件目の事件に直接関わっているとは思えなかったのです。
佐相は共犯者がいて、犯行を続けていると推理しましたが、どうやらそれも違う様子。
しかし能見は何故か5件目の手口を言い当てたのです。
時矢も過去の事例から5件目の被害者を導きだし、現場に急行したのですが、時既に遅し、すでに被害者は死亡しており、福知らとともに犯人らしき男を追い詰めたのですが、その男は持っていた拳銃で自殺してしまいました。
時間がなかったとはいえ、これは大変な失態ですね。
しかしこの事件はこれで終わりません。前編ですしw
他に怪しい人物は2人。
まず能見の精神鑑定を担当した犯罪心理学教授の藤林経子。
彼女は時矢と佐相に、能見には責任能力がある可能性が高いと言っておきながら、鑑定を依頼された検察にはまったく逆の報告をしていました。
能見は誰かが作ったターゲットのリストを元に、犯行を続けていました。
そのリスト、能見が作った可能性もありますが、他の誰かが作った可能性も高く、犯罪に詳しく警察や検察ともパイプのある藤林教授は、リストを作りやすい立場にあると言えます。
またもう1人、拘置所の守衛をしていた警官、彼も何だか怪しげですよね。
人相からして主犯の風格はまったくないですが、能見が外部との連絡を取るのを手助けしている可能性があります。
今回時矢は、忘れていたビルからの転落時の記憶を少し取り戻しましたが、最終回までにすべての記憶を取り戻すことができるのでしょうかね。
もし取り戻したとしたら、時矢の人格は記憶を失う前と後のどっちになってしまうのでしょう。




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