Nicotto Town


おうむたんの毒舌日記とぼうぼうのぼやき


ほっかいどいんこ いんこ介護フン戦記2

要するに 彼女は腹の下に腫瘍を育てつつあったから
当然彼女のからだの皮も腫瘍の重みに合わせて 下
にのびていく。皮がのびて体内の容積が増えれば 他
の内臓も 何もきゅうくつな配置に我慢している必要は
ない。結果 内臓自体も通常より下がりぎみに位置した
のではないか?お尻の穴自体はしっぽの付け根に
変わりなく位置しておったから フンは下から上へ押し
出す形で出ざるを得なくなってしまったのだろう。
しかも 通り道には 腫瘍が コロコロ 邪魔しておる
わけで これでは いくら ふんばっても 出てこない
わけだ。つまり 私が目撃したフンは もう 腹の下に
おさまりきれなくて 押し出された分であり 一体何日
前に生成されたもんよ?、ということだ(--;、いや
はや とんでもない事態だったのね~。

で。あやうく便秘で死にかけた当の彼女は というと
かなり プリプリ怒ってらっしゃるよーである。
気持ちはわかる、なんせレディーの腹を断りもなく
押されたあげく 頼んでもいないのに 強制的トイレ状
態にされちまったわけだから 爽快感より 怒りの方が
でかいのも 理解出来る。でもなー これから ずーっ
と この苦行は やらなくちゃならんという事態になった
わけだ、飼い主が(^^;。

ここまでくれば フン戦記の意味もおわかりになると思
う。文字通り フン戦記の幕はきっておとされちゃった
んである・・・・。
さて 翌日 早速 彼女をとッ捕まえてフン戦しようとし
てみたが いっこうに 上手くいかない。
昨日からご機嫌ななめ~な彼女であったが 食欲はい
っこうに衰えず 間違いなく貯まってるハズなのに、で
ある。
「いつまで 押してるんだよっ(--メ!」
彼女は 怒り心頭で 握りこまれている指に噛み付いて
くる。ま きのう 9gまでなら貯められることが 証明され
たのでヾ(^^;、1日くらいなら 平気なんだろう、と引き
下がることにした。

で。落ち着いて考えてみることにした。いくら 貯まって
おるからといっても やはり トイレに行きたいという
衝動にかられておる時でないと 難しいかもしれぬ。
とすれば いつ衝動は 彼女を襲うかが 問題である。
そんなこと 彼女にだって判らんことだ、となりそうだが
こんな時に 彼女が多卵だったことが 幸いする結果
となった。彼女は 卵を生む為の巣箱は 飼い主から
与えてもらえてなかったので 自分の寝床である籠の
中を擬似巣箱のように思っておる節があった。
巣箱のように 全く フンをしないというわけでは ない
が 出来るだけ綺麗にしておきたい という気持ちが
あったよーで 寝ている間のフンの数は極端に少なか
ったんである。で。朝 籠から出ると 朝の1発がおは
ようのあいさつがわり、であった。
つまり。フンが上手く 出るか出ないかは 別にして
朝 籠から出した時は 彼女も その気になっておる
わけで ふんばる体制を必ずとる この時間が腹を
押す最大のチャンスタイムとなるわけだ。
戦法は決まった。明日の朝が決行の時だ(メラメラ←
燃え上がる飼い主、心の炎^^;)

翌日 朝 彼女を籠から出した飼い主、獲物を付け
狙う視線で彼女の動きを注視しておった。
右脚のび~、左脚のび~、羽のびのび~、さ 次の
行程が力み時かっ!?と つい 飼い主まで力んで
おったら 毛繕いを始めたので ヘナヘナ脱力しそ
うになる。が 敵はフェイントをかけた。むーーん・・・
フンばり体制である。しまった 出遅れたっ!あわて
て ガバリと彼女をとッ捕まえ あお向けにする。
よりにもよって こんな時にとッ捕まえられた彼女の
お尻の穴が 驚きのあまり 小さく閉まっていく(←
みなさん 読み苦しくてすまんです^^A)。逃がして
なるもんかっ!しぼみ切る前に やらねばっ!
グリグリ・・ギュ-ギュ-・・・・ど、どうだっ!?
グリグリ・・ギュ-ギュ-・・・・ボトン・・・・やったっ!
成功だっ!あたりに飼い主を祝う2日分の発酵の
匂いが ただよっておった・・・・。

途中 彼女が自力でふんばれるまでになった時期も
あったが 彼女の体調が良くなると 腫瘍も元気に
お育ちあそばしては また 飼い主の助けが必要に
なるが繰り返され 約4ヶ月後 彼女が旅立つまで
飼い主のフン戦記は続いたんであった(^^A やれ
やれ・・・

ところで。フン戦記ばかり 語りまくっておったが だい
たい。フンが出来るってことは ちゃんと 彼女が食べ
ておったから、なんである。
いんこの致命傷は なんといっても食えなくなることで
ある。強制給餌なんてハメになったら日に3回、4回
格闘せねばならんのであるから 9gまでなら余裕
よ~のフン戦記なんざ 比較にもならん話である。
フン戦記なんぞ力強く語る この飼い主 つまり 彼
女の食欲で ほとんど 悩まなかったことが ここで
露呈しちゃっておるわけさな(^^;。

警告範囲 ここまで 後は安心してお読み
いただけます~(^^)

ほんじゃ 彼女は 全く 食欲を落とさなかったのか
?といえば そうではない。
概ね 生きる執念で最後まで食い意地は 失うこと
はなかったが 体調があまりにひどいと流石に
ぐったりしておったのだ。
が。こんな時に思いもかけぬ助っ人が登場してくれ
たんである。
そう、腫瘍ぶら下げ始めてから モノにした^^;セキ
セイのダーリンである。
用意周到とは まさにこのこと、である(^^;;;。
ダーリンの愛のゲロこそ 食欲不振の最終兵器、
強制給餌なんざ 足元にも及ばない 激うま(←い
んこにとっては、であるよ) 高カロリーのお食事
なんであり 食欲不振なんざ あっという間にぶっと
んでしまう代物らしい(←飼い主には とんと理解
できぬがの)。
彼女が最後の半年 頑張れたのは この愛のゲロ
のおかげであることは 間違いない。

基本的に彼女には 他いんこと同様 普段と変わ
らぬ生活をさせておった。
感染症でもなく もはや 飼い主として打つ手もな
い状況だったし せめて 普通に生活させたい
と思ったからだ。
とはいえ。羽を膨らませうずくまっている時には
流石に 保温の為 籠に入れねばならんかった
から こーいう時は 責任押し付けて悪いと思いつ
つ ダーリンセキセイをとッ捕まえて 「えさ係り、
頼んだぞっ!」と飼い主 声をかけ(←無責任^^;)
彼女の籠の中に放りこんだ。
実際 ダーリンを放り込むと 籠の隅っこでうずくま
って動けなかった筈が 転がるように走り寄り
早速 ゲロゲロ催促して満腹になると ダーリンに
べったり貼りつき 保温効果もばっちり、飼い主的
には これ以上ゆうことはない(^^)♪ってかんじで
あった。

ので。このカップル 彼女4才に対し ダーリンは
7才でそろそろ じいさんいんこであったが 「頼む
から 彼女より先にくだばらないでくれよな~」が
飼い主の願いであった。病気いんこの介護やって
もらって あげくにこの言いぐさ、とんでもない飼い主
である・・・(--;。

彼女が何を思って 旅だっていったのかは わか
ぬが 少なくとも、ダーリンセキセイが旅立つ時は
彼女が 天国までサポートするに違いない。

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2019/03/08 21:11
コロポックルさん
読んでくださってありがとうございます。
コロポックルさん家族のインコ愛には、いつも
感服しています(*´ω`*)

サイト閉鎖で、この話も十数年前のこと、時代錯誤
な文章です。
引っ越した中から、今からでも読むに値する何かの
素材に出来たらいいなーと思います。

この文章のセキセイたちはもう何年も前に旅立ったけれど
改めて読み返しても、キャラ強いな!って思います
セキセイインコの魅力、改めて感じます

コロポックルさんのセキセイ愛に負けないセキセイ愛
オカメインコ飼いにシフトしたけど、私の中にも
あるんだなぁと再認識しています(笑)

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2019/03/08 17:18
大変だと思いますが
頑張ってあげてください(o*。_。)oペコッ



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