デミアン
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/03/02 02:03:25
白と黒
私が黒であなたは黒
天使と悪魔
私が天使であなたが悪魔
さっき天使の私を
悪魔のあなたが泣かせたの
でも
たまたまそうなっただけ
昨日は悪魔の私が
天使のあなたを困らせた
人って
みんな天使でもあり悪魔でもあるのね
あなたが見ている私は本物の私ではない
あなたの心の中での私
本当の私の姿は捉えられないのよ
私が見ているあなたの姿も同じかな
ねぇ
コーヒーを入れてあげるよ
あなたの黒い液体に
わたしの白いミルクをたっぷり入れてあげる
心と心が混ざり合うようにね
新しい愛がまた一つ生まれるようにとね
「デミアン」って小説を読んでいたら
なんとなく浮かんできました
だからタイトルも「デミアン」
本当はその人を100%知っているわけでも無いのに
何処かを基準にして知った様な理解したような気になる
打ち解ける分かち合える
なんとなく気が合う
安心する
落ち着く
相手がいる事によって
確かに自分に変化が起こってきます
鏡の様にその中に
自分が見える事もあります
好きになったり愛してしまったり
嫌いになったり
人間もやはり動物なのかな
生きていくための感覚、触覚
でもそう考えたくないです
心の触れ合いって大切にしたいですね^^
コーヒーが混ざり合うような気持ちになるよね
違う自分に出会えたような
元の自分を無くしたような
そう
世界が変わって見えるようなね
自分の中の天使と悪魔
人を見る時も出て来てしまう
天使が見たその人と
悪魔の見たその人は同じ人でも違うようです
気を付けないと
対人関係が上手く行かなくなってしまう事も・・・
自分の感情や思考をコントロールするって
けっこう難しいものですね
どの目で相手を見ているのか
それを考えるのも大切かも
えのころ様
自分の中の自分を見るって大変なことですよね
普段はそんな事を意識したことはない
天使と悪魔を色で例えたのですが
色って2種類じゃないですものね
傾向的にはある程度まとまるけど
無限にあるし
それこそ混ざり合ったりもする
それが全て自分であるとしたら・・・
自分自身でも
自分の事が分からなくなってしまいますね
そんな色の中から他の人を見ている
本当の姿って捉えられないのではと思うのですが・・・
たまに収集がつかなくなります。
確かにいますね
「脳内ポイズンベリー」と言う映画を思い出しました。
脳の中で色んな自分が脳内会議を始めると言う感じの映画なんですが
そんな感じで自分の中にも色んな自分が存在するんだろうなと思う。
自立をして自己を全うするために生きるか
白いミルクが混ざるように
心を混ざり合わせるような愛に生きるのか
どんな道も人それぞれの自由ですもんね
「デミアン」読んでみたくなりました。