だけは
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/02/21 00:51:43
少しだけ背中を貸して
私が眠れるように
少しだけでいいの
知ってるでしょ?
何時までも甘える程
強欲な女ではないの
只 唯
少しだけ支えになって
私が声無く泣けるように
貴方なら見なかった聞かなかったそうしてくれる
今だけ 今だけでいいの
痛くても傷が開いたままでも
程よく歩きはじめるから
今だけ・・・それが甘えだと判っている
だから 癖にしたくないの
何よりこの世界から
別の世界に飛び立つ
貴方の足手まといになりたくないの
唯 其の匂い仕草留めて置きたかったの