ぽ
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/02/18 01:20:01
 くたくた
  本当はもうこのまま眠りたい
 ずるずる
  やばい、思考が止まりかける
 コンビニでも寄って
  肉まんでもう買うな
   そういえば今日まともに食べてないな
   まともってさ
  ちゃんと食べたって頭が認識している事
  只 兎に角食べた、は違うしね
  味覚が刺激されて思考がきちんと動いて
   そうすれば 其の日はきちんと動いた、になる
  今日の自分はどうだったかな?
  よろよろ
   如何、考えるより眠たい
  ふわわわ
   やっと着いた うし寝るぞ!
   おやすみ 俺!(廊下でグースカ)
 - お帰りなさい -
  此の声は貴方には届かないけれど
   其れでもいつも言ってるのよ?
  夕飯食べる時間も無くて
   残業も残して兎に角終電に乗って
   疲れで眠りこけたら何処まで連れていかれたでしょう?
 
  無事に家路に着けて何より
   言葉だけで声も持たない私は
    貴方の中に潜む
   貴方でも在るの
  いつか素敵なパートナーを得たら
  今度は私の代わりにその人が
  - お帰りなさい -
  そう薔薇が綻ぶ様な笑顔で出迎えてくれるわ
  其の時まで 私で我慢してね


 
		






























