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シン・ドラマ汁


いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文

いだてん~東京オリムピック噺~ 第6回「お江戸日本橋」
NHK 日曜夜8時~
▼交差する思い
今回は、四三がオリンピックの選手としてストックホルムに行くことになるお話でした。
一言で片付けてしまうと実に短い(;´Д`)
しかしそれが決まるまでかなりのすったもんだがあったのです。
まず、嘉納が運営する大日本体育協会はとにかく金がない。
当時で1人5か月分の渡航費に1800円かかると言うのです。
5千円で可児の給料の数か月分と言ってましたので、1800円だと100万くらいでしょうか。
しかも嘉納は中国からの留学生100人を養うことになってしまい、それでこしらえた借金が数億?
結局一生返せなかったそうですが、当時の数億ってもう一体いくらになるのか想像もつきませんw
なので、嘉納としてはオリンピックにぜひ選手を送り込みたいところなのですが、
諸手を挙げて行きましょう!とは言えないところなのです。
一方の四三は、まずオリンピックが何か分からない。
そしてオリンピックの予選会とは知らず、挑戦したいという気持ちだけで予選会に参加した彼が、
行ったこともない外国である、得体の知れない大会に、日本人の代表として出ろと
言われたのですから、熊本から出てきた純朴な青年の四三はオーバーヒートしてしまったのでしょう。
まず四三は断りました。
これが史実かどうかは分かりませんけど、今回はなるべく
調べないようにするつもりななので、確かめませんw

▼渡航費用問題
嘉納という男は、本当に熱意と度量だけはある男で、その代わりスカンピンだったのですね。
そんな男によく金を貸すところがあったと思います。
やはり嘉納というネームバリューと、彼の性格によるところなのでしょうか。
そして彼の熱意は四三も動かします。
元々四三は嘉納に憧れて東京高師に入った男。
小さいころ抱っこしてもらえなかったのがトラウマとなっており、
校内のマラソン大会で3位に入賞し、声をかけてもらっただけで舞い上がり、
予選会で優勝して嘉納に抱きかかえられたことで、感動した男です。
そんな憧れの人が目の前で自分に頭を下げたら、それはもうありとあらゆるところから、
水が流れてしまっても仕方がないですね。
しかし待ち受けていたのは、渡航費用は自分持ちという話でした。
嘉納にいいように言いくるめられてましたが、要は金がないからですよねw
しかし四三は純朴な青年なので、彼の言うことをもっともだと頭から信じ込み、
1年も疎遠にしていた実家に、金の無心の手紙を出したのです。
その手紙が実家に届き、兄の実次が鬼のような顔をして受け取ってましたねw
受け取るだけでも腹を立てていたのに、中身を読んだらどうなることやら…。

▼志ん生パート
終盤は志ん生や久々の田畑が出てきて、時代を行きつ戻りつ、何だかよくわかりませんでしたねw
田畑の場合、もう1人の主役を忘れないようにってことなのかもしれませんが、
志ん生はもう、単なる語り手という扱いではないようです。
2人の主人公がいて、別々の話になるところを、2人の時代を生きた志ん生の生涯を
軸として展開するつもりなのかなと。
どうにもこの志ん生パートをあまり好きになれないのですが、それは多分
青年の頃の志ん生と晩年の志ん生が同一人物だと思えないからだと思いますw
顔はともかく、体格も、そして肝心の声も全然違いますからね。

▼おかしな二人
これは恐らく、1960年代に上演された舞台、そしてその後制作されたアメリカの作品ですね。
1960年代後半ですから、時代的には東京オリンピックより後ですw
もう時代もかなり新しくなっちゃったよ。
ちなみに1998年にも続編が制作されているので、
ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

アバター
2019/02/20 18:02
前回、四三が足袋屋に破れた足袋を置き忘れていって
それを足袋屋が見てたから、勝手に改良する可能性もあるなとは思ったけどねー。
ああもあっさりデレるとは。
アバター
2019/02/14 01:59
初っぱなは足袋屋のツンデレでアッサリ解決してしまったね~



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