脳活日誌1333号
- カテゴリ:日記
- 2019/02/04 12:17:07
過剰の恐怖
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」この格言は過剰がマイナスを招来するということである。少ない恐怖より、過剰の恐怖の方が本当に恐ろしい。川が増水して決壊する。溶岩が溢れて噴火する。甘やかされて育つと、とんでもない人格になる。恵方巻を作り過ぎて、捨てる。売れば売るほど赤字になる。今中国では、鉄の作り過ぎ、住宅の作り過ぎ、高速鉄道の作り過ぎで赤字路線が全土に広がっている。偽物も作り過ぎて世界中から顰蹙を買っている。資本主義制度の怖さは、過剰からくる恐怖である。この原理的な鉄則が、じんわりと世界の市場に覆いかぶさってきている。さあ、こうした社会矛盾をどのように解決していくかである。ただし、恐怖を自覚していない政治家が多数いることも不安を増幅させている。