Nicotto Town



いじめ対策で大切な教師達の行動2


前の続き
そんなんで高2のクラス替えが在っても彼女達と偶然同じクラスになった。

クラスの女子はグループに割とはっきり分かれていて
其れを4名ずつに分けると国公立を目指す頭脳集団。

成績は中の下位なのにハデハデで髪がフランス人形の様に
偶然なのかちょっと茶色でカールしている集団で所謂番長系の不良では無い。
所謂お嬢様が行くような女子短大に行って何とアナウンサーに成ったり
航空会社に務めたりしている。

で私達の成績は中の上、或いは嬢の下で平均点以上は取っているが
解りやすく言うと推薦で私立の大学に入れる程度だけど公立に受験はするかもの
辺りをちょろちょろして居るタイプ。

其れから成績は中の下で目立たないグループ。

其の下に成績は下の不良グループで相手にされて無かった。
彼女達は他校の生徒との繋がりでわが道を行くと言うか。

高1の時に私に怠慢を張って来て物の見事に一発で壁にぶっ飛んだ。
喧嘩に卑怯もへったくれもない。

何とはじめと言う合図で紳士的にタイマンだって。

相手は上級生だったけど「喧嘩」と言う事を確認すると
始めの合図前におもっきりグーで腹を殴った。

で、一発でぶっ飛んで終わり。

其の下っ端がクラスに居たスカートを長くしている不良だったけど
私に関わらない方が良いと中学校時代の事が伝わりもしたので
私にその後不良達が関わって来る事は無かった。

で高2になって二学期になって私達グループが担任に呼び出された。

クラスで苛めに在っている子が居るとの事でお前達力になって欲しいと言う。

そんな子が居る事すら毎日が楽しく気が付かなかった。

おかずを交換したり私が率先してパンを購入しに行った。

私はあのパンを買う群衆の中に突進して行って
腕の力で強引に掻き分けて真ん前に行くのが楽しかった。

で戦利品の様に買ったパンを自慢げに友達に売っていた。

買えなかった子や、仲良しグループは其の迫力ある突進ぶりを
見てキャキャと喜んでいた。

パンを買わされると言うのはパシリに見えるかも知れないが
私はあの群衆の中に少し遅れてから強引に入って行くのが大好きだった。

だが、其れも一部の事情の知らない馬鹿教師に誤解をされる羽目になる。

グループの誰も私にパンを買いに行けと言った人は居ない。

半分、早弁をして残りを食べてお腹いっぱいになりそうな時は
パンを買う人を探して買って来てやると言った。

一部の人達は私が率先して行って居るのを知って居たし
ある程度の群衆にパン売り場が成るまで手を出さないで
見ていて人が貯まった所で少し離れた所から飛び込んで言って
強引に掻き分けて一番前に付くのを楽しんでいるのを知っていた。

其の行動が怪我人を出して問題になるまで一部の教師と生徒は
その場面を見てないでパンを渡していたのでパシリだと誤解して居た様だ。

先に金はしっかり貰っているし、釣りは手間賃として貰うと言ったら
最初と話が違うと揉めたりした。

仲良しグループの友人達は釣りを手間賃として渡す程
軟な人間性の持ち主では無い。
私が強引に入って行くのを楽しんでいるのを知っているのだ。

で、そんないじめられている子が居る事も知らなかったし
最初に其れを頭の良いグループの子に何とか助けてやって欲しいと
頼んでいじめられている子が其の頭の良い子達に何かと誘われても
断わっている事も知らなかった。

確かに其のグループに取り込まれるといじめている子も手が出せないかも知れない。

担任も考えたのだろう。

だが肝心の其の子が其の頭の良いグループを黙ってうつむいて首を振って
か細い声で一緒に行動する事を拒否するのならどうにもならない。

で私達グループに白羽の矢が来たと言う事だった。

其れは中の下の大人し目の目だたないグループで起きていた。

一人をハブしているのだ。

そうするとどこのグループにも彼女を受け入れる所は無い。

私達はそんな事が起きている事すら気が付かなかった。

派手なグループが大人し目のグループの一人をいじめているのなら
目だったと思う。

又派手なグループ内でのハブなら目立ったのかも知れないが
そんな目立たないグループの事など居たのかも私達は解らない程
興味も関心も名前さえ覚える必要が無い様な感じだった。

頭の良いグループもホローすると言うので
私達は何か良く解らないけど応じる事にした。

で、大勢で行くと怯えると言う頭の良いグループの助言で
じゃんけんに負けた私がそれとなく声をかけて
教室移動の時は誘う役をする事になった。

で、何が起きたのかと言うと何と私の机に「死ぬ」とチョークで書かれたのであった。

最初意味が解らなかった。

誰かが自殺するメッセージを書いて私に助けを求めているのかと思った。

誰か知らないがどうも私に助けを求めている様だと
仲良しグループに其れを話したが。

誰が死にそうなのか解らなかった。

で次の日は「死ね」と字が丁寧になったので書かれた意味が解った。

其れまで其の虐めを受けていた子の机に書かれていたのが
私の机になった様だ。

其れからかなり壮絶な虐めと馬鹿教師との闘いが始まった。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.